minokamoshicho

上告棄却決定の理由は、いわゆる「三行半の例文」だった。
村山裁判長にとって、刑事裁判とは何なのだろうか。事件記録、書面の上に存在している「事件」を、紙の上だけで片付けてしまえばよいということなのであろうか。
控訴審判決は、まさに、なりふり構わず有罪判決に向けて突っ走ったと言える。
贈収賄事件で起訴され1審で無罪判決が言い渡された岐阜県美濃加茂市の市長・藤井浩人被告に、名古屋高裁は11月28日、逆転有罪判決を言い渡した。
「意図的な虚偽供述の疑い」がある事件で、「証人テスト」による「信用性の作出」を排除した証人尋問が行われる必要があるが、そのためには...
協議合意制度の最大の問題とされたのが、自分の罪を免れ、或いは軽減してもらう目的で行われる「虚偽供述」によって、無実の人間の「引き込み」が起きる危険だった。
八田氏の事件では、検察官控訴を慎重に判断する検察内部における慣例も、平成24年最高裁判例による制約も、完全に無視された。
明日、8月25日に、美濃加茂市長事件の控訴審第1回公判期日を控えている状況だが、「もう一つの岐阜の事件」が重大な局面を迎えている。
大野検事総長が、今、まず行うべきことは、名古屋地検からの報告を鵜呑みにすることなく、証拠全体を再検討した上、控訴が「過ち」であったことを認め、控訴の取下げを行って無罪判決を確定させることである。