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みずほフィナンシャルグループは23日、みずほ銀行の佐藤康博頭取が辞任し、後任に林信秀副頭取が昇格するトップ人事を発表した。佐藤氏は、持ち株会社社長としてグループCEOの役割は続けるとしたが、佐藤氏がこだわってきた「ワントップ体制」からの路線変更は、みずほの経営を迷走させるリスクもはらんでいる。
金融庁は、反社会的勢力向けの融資を放置していた問題で、みずほ銀行に対して一部業務停止命令を発動する方針を固めた。複数の関係筋が25日、明らかにした。
10月28日、みずほ銀行の反社会的勢力への提携ローンを通じた融資の問題に関して、「提携ローン業務適正化に関する特別調査委員会」の報告書が公表された。
みずほ銀行がグループの信販会社による暴力団員らへの融資を放置していた問題で、同行の第三者員会は、自行の貸付債権であるという意識が希薄だったとし、反社会的勢力との関係遮断に組織として取り組む重要性について認識が不足していたと報告した。
近年、金融機関のコンプライアンス対応の中で、特に重視されてきたのが暴力団等の反社会的勢力への対策である。国際的なマネーロンダリング防止の要請もあって、金融機関の対応のレベルは急速に高まっている。
金融庁は9月27日、大手銀行のみずほ銀行に対して、銀行法にもとづき業務改善命令を出した。同行が信販会社と提携して行った融資で、融資先が暴力団などの反社会的勢力であることを知りながら、2年以上も対策を取らなかったという…