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アメリカやその連合国が数週間にわたってイスラム過激派組織「イスラム国」へ介入を行なった結果、イラク軍とクルド人民兵組織は、イラク最大規模のモスルダムといった要所の奪還に成功したと伝えられたが、イスラム国の恐怖支配はまだまだ終わりそうにない。
ISは、スンニ派の「カリフ」という宗教的指導者によって統治されるイスラム国家の樹立を目標に掲げており、戦闘の犠牲者は、イラクで多数を占めるシーア派イスラム教徒ばかりでなく、クルド族やキリスト教徒を含めた数多くの少数グループにも及んでいる。その実態をいくつかの数字で紹介しよう。
ヤズィーディー教を信仰するイラク国民議会のフィヤン・ダキー議員は8月5日(現地時間)、国会で感情を交えて次のように訴えた。「ヤズィーディー教徒たちに対する虐殺は、現在も進行しています。今まさに私の家族が虐殺されようとしているのです」
7月4日、イラク北部モースルの大モスクの金曜礼拝に、「カリフ」が姿を現した模様だ。ISISを改め「イスラーム国家(IS)」を名乗ったアブー・バクル・バグダーディーが金曜礼拝の導師を務める様子が、土曜日になって盛んにインターネットに流されるようになった映像に映し出されている。
ここ数週間、「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)の武装勢力はイラクの複数の都市を電撃的に攻撃して制圧し、すでに分裂状態にある国を絶望の淵に追いやっている。
近くにあるイラク第2の町モスルを占拠した今、クリスチャンが多く住むバーテラの町まで襲ってくるのではないかとの不安に苛まれている。
イスラム教スンニ派の武装組織「イラク・シリア・イスラム国」 (ISIS) は、アルカイダですら「過激すぎる」と非難している過激なジハード集団である。ISISは2014年6月初旬にイラクで奇襲攻撃を開始し、イラク第2の都市モスルを難なく占領した。
2003年のイラク戦争以後、テロが止まず不安定と混乱でぐずつくイラク情勢だが、ISISの伸長が、全体構図に玉突き状に変更を迫り、周辺諸国や地域大国を巻き込んだ内戦に発展する危険性がある。
イラク第2の都市モスルを掌握し、首都バグダッドに向けて攻勢を強めるイスラム教スンニ派過激派組織「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」。同組織を率いるアブ・バクル・アル・バグダディ容疑者が今、過激派の間で支持を集めている。
イラク北部で、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が11日までの2日間で第2の都市モスルなど2つの主要都市を制圧し、首都バグダッドに迫った。