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イスラーム圏の北部とキリスト教圏の南部、拡大する貧富格差、下落する通貨ナイラと高進するインフレ、残虐非道のボコハラムと統制のとれない軍部。多くの不安定要素をこれでもかと抱えるこの国で、どうしてこれほど平穏な政権交代が可能になったのか。
アムネスティ・インターナショナルは14日、イスラム過激派ボコ・ハラムが昨年初め以降、少なくとも2000人の少女や女性を拉致したとする報告書を発表した。
過激派組織「ボコ・ハラム」が3月7日、Twitterで音声メッセージを公開し、同組織はダーイシュ(イスラム国)への忠誠を宣言した。
ナイジェリア北部のカドゥナで7月23日、イスラム聖職者と野党指導者を狙った2件の自爆テロがあり、ロイター通信は同日、爆発は自爆テロで、死者は少なくとも計82人に達したと伝えた。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派ボコ・ハラムの関与が疑われている。
ナイジェリア北東部ボルノ州で4月以降、イスラム武装勢力「ボコ・ハラム」に200人以上の女性が相次いで誘拐された事件で、州治安当局者は7月6日、女性60人以上が脱出に成功したと語った。
ナイジェリア北東部ボルノ州で、四つの村が武装集団に襲われ、200人以上の住民が死亡したとの情報がある。AP通信などが6月5日、伝えた。4月に同州で約270人の女子生徒を誘拐したイスラム武装勢力ボコ・ハラムの関与が疑われている。
ナイジェリア北東部アダマワ州ムビで5月1日、サッカー場で爆発があり、警察当局者によれば観客ら40人が死亡した。犠牲者の大半は地元チームの試合を観戦に来ていた客だという。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行が疑われている。
ナイジェリア中部ジョスの商業地区で20日、爆発が相次いで起こり、少なくとも118人が死亡、45人が負傷した。犯行声明は出ていないものの、爆発の特質からイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行の可能性がある。