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11月16日投開票の沖縄県知事選について、現職の仲井真弘多氏を支援した自民党の茂木敏充・選挙対策委員長は「基地に関する県民投票でありません。あくまで知事選」として、選挙結果によって政府の辺野古移設方針自体に影響はないとの認識を示した。
11月16日投開票の沖縄県知事選で破れた現職の仲井真弘多氏は、10万票近い差をつけられた選挙結果に「思いもよらない結果となっておりますが、これもひとえに私の力不足のいたすところ。誠に申し訳ありません」と頭を下げた。
2013年11月から沖縄に滞在して取材・撮影を続けている東京出身の写真家、初沢亜利氏が、知事選を前に、普天間移設を巡り揺れる沖縄の「今」を報告する。
アメリカのケネディ駐日大使が2月12日、沖縄県の仲井真知事を会談する。会談では、普天間基地の辺野古移設問題や沖縄の基地負担軽減について意見を交わすと見られる。ケネディ氏は、平和祈念公演なども視察する予定だという。
沖縄県の仲井真知事は昨年末(12/27)、普天間飛行場の辺野古への移設に向け、政府が提出した沿岸の埋め立て申請を承認した。国は今後、着工に向けた調査、設計に入る。1996年の日米合意から17年間を経て、普天間問題は大きな節目を迎えた。
「普天間基地の辺野古移設は断念すべき」とした意見書が、沖縄県議会で可決された。野党提案による意見性が可決されるという異例の事態だ。
那覇市議会は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立て申請を仲井真弘多(ひろかず)知事が承認したことに抗議する意見書を、賛成多数で可決した。知事に対し、「これまでの公約や議会答弁と、承認は全く矛盾する」と批判した。同県内の市町村議会が知事承認に抗議するのは初めて。
12月27日、沖縄県の仲井真弘多知事が辺野古(沖縄県名護市)の埋め立て申請を承認した。中央政府は、知事の承認が得られたから、これで来年1月19日の名護市長選挙で、米海兵隊普天間飛行場の辺野古移設を容認する候補者が当選すれば、そこに嘉手納基地と並ぶ巨大基地を作ることができる思っているようだ。しかし、辺野古の基地建設は、27日の記者会見で仲井真知事自身が強調したように難しい。
沖縄県の仲井真弘多知事は12月27日記者会見し、宜野湾市にある米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設するために、政府が提出していた埋め立て申請を承認したと発表した。1996年の日米合意から17年にわたる普天間移設問題が、大きな節目を迎えた。
普天間基地移設問題が大きな山場を迎えようとしている。沖縄県の仲井真弘多知事は、政府の埋め立て申請を承認するかどうか、12月23日の県幹部からの報告などを踏まえ、今週中に判断する考えだという。