nipponjin-shugiikketsu

今回は、衆議一決という予定調和的結果としての全会一致を暗黙の原則、言いかえれば、独白(モノローグ)の連鎖の展開の結果、各自の意見や考えは、"自ずと"あるしかるべき点に収斂してくる現象を特徴とする日本的なギロンが示す、「私」が容易に「我々」になるブラックボックスとも言える過程について取り上げることとする...
読者に理解をして欲しいのは、日本人があまりにも自分たちの思考や行動規範の原理を理解していないことが問題であり、よしんば認識をしても、日本は尊い支え合いの国であるとか、裏うちのない「美しい国である」と言った客観化を否定する主観的な自己擁護ともいえる安易な情緒的正当化・絶対化を行い、「日本的な原理」を相対化することを怠っているというのが現状であると言うことである。