piketi

21世紀のグローバル経済では社会保障制度はまかなえないというのは本当なのだろうか?
経済学者のトマ・ピケティ氏によれば、所得の不平等は、中東に起源を持つイスラム過激派のテロの助長に大きく関わっているという。
ピケティという経済学者がブームなのはご存知だろう。ぼくは経済学をちゃんと学んだことはないし、ピケティの本を読んだわけでもない。ただ、要するにこういうこと、という数式のことはぼんやりながら理解したつもりだ。「 r > g 」というやつだ。
先日、話題の本『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティ氏が来日した。各地で講演会や討論会、テレビ出演、記者会見等を精力的にこなした。
最新の経済学研究によると、われわれの社会的地位には「流動性」が無い。しかもそれは、1世代の問題ではなく、複数の世代にわたって長く引き継がれているという。多くの人にとっては気の滅入るような話だ。
21世紀の人類社会は、低成長と物価の安定、および富の分布の不平等化の拡大(ないし固定)によって特徴づけられる、「普通の」時代に戻るかもしれないというピケティの予測は、にわかには受け入れがたい。