ronritekishiko

柴田啓氏「課題解決の基本はロジカルに考えることです。ロジカルに考え、数字を分析する」
ここ数年、「論理的思考」がバズワードになっている。論理的思考を磨かなければと誰もが強迫観念にかられ、今では「ロジカルな人」が最高の褒め言葉だ。40年前のサラリーマンが「モーレツ」であることを誇りに思い、10年前のビジネスマンがチーズはどこに消えたのか頭を悩ませていたように、現在の日本では「論理的思考」が尊ばれている。まるで、魔法の杖のように。
佐賀県武雄市で、小学1年生を対象にしたプログラミング教育が始まる。取組をもちかけたDeNAの南場智子氏は、グローバルで通用する人材になるためにはプロググラミング言語は必須の能力になると指摘する。
『セレンディピティ(serendipity)』という言葉を知っているだろうか。僕も今朝までこの言葉を知らなかったのだが、新しいビジネスを始める、起業するなどのときに、この言葉のもつ意味が、もっと意識されてもよいと常々思っていたので、紹介したい。
あらゆる「本当っぽいこと」を一度は疑ってみよう。「デマこいてんじゃねえ」と言ってみよう。そういう訓練を積まなければ、常識にとらわれない柔軟な視点は育たない。相手の反論を受け止める余裕も生まれない。