santiagojunrei

スペイン・サンティアゴ巡礼。巡礼路は街を越え、難所のひとつ、延々と続く乾いた台地メセタへと続く。
僕は彼女の意地を理解すべきだけど、彼女も僕の助力を受け入れるべきだ。僕たちはもうちょっとお互いについて学ぶ必要がありそうだ。
僕たちは歩き続ける。トラックが騒々しい音をたてて走り抜ける大通り沿いを行く。
遠くにはワイン畑とトウモロコシ畑。見渡す限り、人の手の入っていない土地は見えない。
世界でもっとも有名な巡礼地のひとつである、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。そのサンティアゴを目指して巡礼路を歩くことにした、ドイツ人のマンフレッド・シュテルツ氏の手記をお届けしています。
日本人女性と結婚し、ハネムーン代わりにそのサンティアゴを目指して巡礼路を歩くことにした、ドイツ人のマンフレッド・シュテルツ氏の手記をお届けしています。
フウルングゴオオオオオオオオオオオ!僕はベッドから抜け出し、小さな懐中電灯をつかんで、"モンスター"を突き止めるために立ち上がった。
ワイン畑のなかを延々と歩いたこの日。妻はアレに悩まされ、夫は衝撃的なものを発見してしまい.....?
日本人女性と結婚し、ハネムーン代わりにそのサンティアゴを目指して巡礼路を歩くことにした、ドイツ人のマンフレッド・シュテルツ氏の手記をお届けしています。
僕たちはまた歩き出した。昨日の反省を活かして、僕はなるべくゆっくりのスピードを心がけ、ときどきは妻と手をつないで歩いた。うん、いい気分だ。