sasakinorihiko
トークショーを連日開催、プレゼン審査も
2014年8月、KDDIは音楽・コミック・お笑いなどのポップカルチャーに特化したウェブメディア・ナタリーを運営する、株式会社ナターシャを子会社化する事を発表した。
地震リスクを根拠にした大飯原発差し止め判決に"揺らいだ"昨日の報道ですが、これまた同じ日にメディア業界の人間にとって、首都直下地震並みのFA宣言ニュースが飛び込んできちゃって、常見のアニキが大嫌いな「意識高い系」界隈の方々がもうネット空間でお祭り騒ぎになっているわけであります。
企業のマーケティングやコミュニケーションに携わるにつれ、多くの人が編集力を持っていないことに気付かされた。「あれ? やっぱり編集ってスペシャルなスキルなんだ」と。
メディアの未来は、ウェブに習うとかソーシャルだとか言うと、よくわからない、数値的なものに捉えがちだが、もっと素朴なことなのかもしれない。ぼくたちがたどってきたアナログな時代の道筋にこそヒントがあるかもしれないと思うと、また面白くなってきたじゃないか。
東洋経済新報社『5年後、メディアは稼げるか』には全編に渡って強烈なメッセージが込められている。それは、「皆さん、これまでのやり方考え方をばっさり捨てましょう!」ということ。
「東洋経済オンラインが成功した一番の要因は、紙と切り離したこと」。同サイトの佐々木紀彦編集長は、そう断言した。6月5日、都内のイベントスペース「阿佐ヶ谷ロフトA」で開かれたトークショーの一幕だ。このイベントで相方を務めたのは、ハフィントンポスト日本版編集長の松浦茂樹だ。実は二人は、この場が初対面。日本版のローンチから約1ヶ月を迎えるのを記念して、「ウェブニュースメディアの育て方」をテーマにイベントをすることになり、松浦が対談相手に指名したのが佐々木氏だった。