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反日感情の悪化には習近平体制の発足というのが大きな影響を与えていると考えます。ただ、あくまで、私の推測にすぎませんが、習体制は最初からこうした対日政策をとろうと考えていたとは思えません。思うに尖閣諸島の国有化に伴う対日感情の悪化という状況が発足当時からあったわけですが、中国では、下手に日本に融和的なことを提言すると「売国奴」と見なされる傾向があります。
尖閣諸島の土地が国有化されてから9月11日で1周年を迎えた。当時、東京都として土地の購入に向けて動いていた石原慎太郎・元都知事は「都が買った方が良かった」と、朝日新聞デジタルに掲載されたインタビューで振り返った。石原氏は、当時の野田政権が国有化したことを「小手先の売名行為」として非難。国家間の問題となり、中国の反発が一層高まったと指摘している。