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日本ダウン症協会などが、ダウン症のある人たちや親の生活実態や幸福度に関する調査を実施。背景には、出生前診断で分かっても、将来像が見えにくいという課題がある。
私たちはダウン症について、多くを知りませんでした。結局、あなたもご存知ではありませんでした。
社会のほうから「子どもを生みなさい。ただしこういう子はいらん」などとのたまうことは、私の目には「社会の自己否定」にしか見えないのです。
茨城県教育委員の言葉は、私と息子の人生を全否定された気分にさせました。
障害や生殖医療をめぐる問題に対して意見を一本化ないしは絞り込むのは容易ではないのは分かるが、偏見とは、こうして前提を述べずに宙ぶらりんにさせて放っておくことで、すくすく育ってしまうのではないか。
お腹の中の赤ちゃんに先天性の病気がないかを母親の血液で調べる「新型出生前診断」が始まって1年。「命の選別」につながるとして議論を呼んでいる。生まれてくる命とどう向き合えばよいのか。13トリソミーの子と家族に寄り添ってきた医師、松永正訓さんに聞いた。