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イラクのアディラ・フサイン保健相は5月28日、北部の都市ティクリート近郊の集団墓地でイラク兵とみられる遺体470体を発掘したと明らかにした。過激派組織ISに虐殺されたとみられる。
シーア派民兵の動員は、ラマディの住民の間に新たな不安を引き起こしている。
イラク政府軍が過激派組織「イスラム国」(IS)から奪還した中部ティクリートで、計数百人分の遺体を埋めたとみられる穴が複数見つかった。
イラクのアバディ首相は31日、イラク軍が北部の主要都市ティクリートから過激派組織「イスラム国」を排除したと明らかにした。
米国が主導する有志連合は25日、イラク北部の要衝ティクリートで過激派組織「イスラム国」を攻撃目標とする空爆を実施し、イラク軍などの攻撃を支援した。複数の当局者が明らかにした。
関係筋によると、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」が掌握している同国北部の都市ティクリートの奪還に向けた攻撃を開始したイラク軍は、激しい攻撃を受け15日夕までにティクリートから撤退した。
ここ数週間、「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)の武装勢力はイラクの複数の都市を電撃的に攻撃して制圧し、すでに分裂状態にある国を絶望の淵に追いやっている。
イラク北部では複数の武装勢力が国境地帯を不安定化させ、地域戦争の危険性を高めているが、一枚岩とは到底言えない状況にある。そこには、狂信的なイスラム教強硬派と実用主義的なスンニ派武装組織との「政略結婚」とも言える共闘態勢が存在する。
イラクでイスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が勢力を拡大する中、イラク軍は6月28日、ISISが支配する北部の主要都市ティクリートの全面奪還に向けて大規模な地上部隊を派遣した。
近くにあるイラク第2の町モスルを占拠した今、クリスチャンが多く住むバーテラの町まで襲ってくるのではないかとの不安に苛まれている。