yadohanawajunichi
本作品は2009年4月に実際に起こったソマリア海賊によるシージャック(人質事件)をベースとした実話。4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、米国海軍特殊部隊ネイビーシールズ(Navy SEALs) による手に汗握る救出作戦。アカデミー賞候補の作品。
本作は76年の『キャリー』のリメイクというか、再映画化されたもので、基本的なストーリーはほぼと同じである。もちろん、携帯電話やSNSなど現代に環境を変えているが、その分、いじめも陰湿になった。
本作品が注目されているのは、映像もさることながら、監督が低予算で世界に衝撃を与えた名作『第9地区』のニール・ブロムカンプだからである。本作品が長編第2作目、しかも大作であるが、どちらも出身地の"南アフリカ"に根深くある格差問題がそのベースとなっている。
本作品はいわゆる「ゾンビ映画」である。この『ワールド・ウォーZ』の"Z"はゾンビ(Zombie)のZで、"最後"という意味もあるそうである。主演はブラッド・ピットで、彼の映画という印象が強い。監督はドイツ出身(最近多い)のマーク・フォレスターで、代表作は『007/慰めの報酬』、『ネバーランド』、『チョコレート』など。
第二次大戦直後の昭和天皇と、GHQ最高指令官のマッカーサー元帥の交流を描いた映画「終戦のエンペラー」に注目が集まっています。ハフィントンポスト日本版でも、ロッシェル・カップ、田原総一朗、宿輪純一の三氏がこの映画について全く別の視点から評論しました。
長崎に原爆が落とされたのは8月9日、終戦の6日前であった。広島と長崎はこの時期、原爆関係の式典が行われる。しかし、それも1945年なので68年も前のことになってしまっている。
筆者も飛行機も好きであり、本作品の中でもドイツの名門飛行機ユンカースも登場してワクワクする。また、この映画のテーマは"美しさ"ではないかとも思う。主人公の生きざまと共に、大正から昭和の町の様子や日本の原風景が、進歩したアニメ技術もあってとても美しい。
最近の経済政策は、というか、政治の世界は、自分自身で構造改革を進めるような自己努力の長期的な政策よりも、現状維持型の"甘い"他力本願的な短期政策が増えてきているような気がする。国民もそのような政策を好むようになってきたようである。「良薬、口に苦し」型の経済政策は、最近は流行らないのである。
ギャツビーはおカネ持ちどころか、大富豪である。しかし、少しも幸せそうではない。(彼女と再会できて幸せそうな時間もあったが)このような状況は現代の日本にも似てはいないか。