yanki

「バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。」――。そんなタイトルの本が10月上旬に出版された。著者の鈴木琢也さんはインタビューに「いつからでも人は変われる」と語った。
「落ちこぼれ」が「落ちこぼれ」で人生を終わらないために必要な事は、随分と辛い話かも知れないが現実を直視する事である。
「ヤンキー」という言葉を聞くと、どんなイメージを持つだろう。面白いことに、去年あたりから政治・経済・社会の視点から「ヤンキー」を読み解く動きが出ている。
最近、雑誌・ネット・テレビ・その他のあちこちで、日本の「ヤンキー(地元志向で仲間との絆を大事にする・ノリと気合で生きるイオン大好きな地方民で・・・)」さんたちについての話題が取り上げられているので、遅ればせながらそれに参戦します。
若者文化の表象を理解する糸口として「ヤンキー」「マイルドヤンキー」といった言葉を用いるのは悪く無いと思うし、そこからマーケティング論を展開するのも面白い。だが、そういうストーリーから「マイルドヤンキー=貧困」となり、あまつさえ「マイルドヤンキー=みんな馬鹿」的な誤解を生みそうになっている現状は、ウヘェ、と思わずにいられない。
なぜ日本人はこれほどまでにバッドセンスを愛するのか? こうした問題意識から日本人の嗜好の精神分析を行い、そこに「ヤンキー」性を指摘した拙著『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(以下セカド)。本書は各方面から反響があり、光栄にも第11回角川財団学芸賞を受賞することになった。
昨今の日本を悩ます問題、特に、主として若年層に見られる構造的な問題とは何か? そういう問を立てると、最近では誰もが異口同音に語る『典型的な問題群』というのがある。例えばこんな感じだ。少子化、晩婚化、若者の車離れ、若者のブランド離れ、引きこもり、草食化、地域共同体の崩壊・・
いや~、最近の日本のメディアやマーケティング業界のキーワードは「マイルドヤンキー」ですね。この一年位から、「日本のヤンキー化」なるものが騒がれていて、そこで、博報堂生活総合研究所勤務の原田曜平氏の「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」が発売された事で、いいとこ取り。