zainichi
少子高齢社会となろうが、外国人労働者の受け入れ拡大は事実上タブーだ。
最近心配されるのは、社会の「マックレイカー化」だ。何者かの素性を白日の下にさらすべきとの信念につき動かされる暴露。これを是としすぎる風潮である。
過去と現在と未来と。隣国の態度にも大きな問題があるが、みずからに問題はないか。もう歴史(問題)はいやだ、と投げやりになってはいないか。
昨夏から今春にかけて、マントン&ウェルチ『キューバ危機:ミラー・イメージングの罠』(中央公論新社)の翻訳を手がける機会をいただいた。
勤務先の社長に韓国名を名乗るよう強要されたとして、静岡県の在日韓国人男性が社長を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁は社長に55万円を支払うよう命じた。
勤務先の社長に韓国名を名乗るよう強要されたとして、静岡県の在日韓国人男性が社長を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁は社長に55万円を支払うよう命じた。
師走の衆院選挙が行われる。この度の衆院解散には、思想や政治的立場を超えて眉をひそめる人が多いようである。「伝家の宝刀」も安易に抜くと重みがなくなる。
NHKの経営委員で作家の百田尚樹氏が、22日にあった経営委員会で、ニュース番組「ニュースウオッチ9」の大越健介キャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」という趣旨の発言をしたことについて、異議を唱えていたことが関係者への取材で分かった。放送法は委員の個別番組への干渉を禁じていて、同法に抵触する恐れがある。
僕としては、日本の排外主義の高まりを、在日の来歴を批判的に振り返るチャンスとしても捉えてみたい。その上で在日の生きる道を模索すべきだと思う。