歓声が上がる和の食卓! 夫婦ふたりで作る笹の葉寿司

具材をイチから作るのでちょっと大変ですが、時間がなければ中身は市販のものを購入してもOK。

一人で数皿ものおかずを準備するのは大変だが、二人で手分けすればスピードは2倍。息のあった連携プレーと手を抜くところは手を抜く割り切りで、平日の夜も賑やかな食卓を囲もう。

第八回

本日のふたりごはん

今回は笹の葉に包まれたお寿司が主役!

具材をイチから作るのでちょっと大変ですが、時間がなければ中身は市販のものを購入してもOK。お客さんが来たときに作ればふたりのおもてなしに歓声があがること間違いなし!

ふたりごはん

笹の葉寿司

長芋の浅漬け

市販

味噌汁

笹の葉寿司

一品目

■材料(2人分)

笹の葉......15枚程度

い草(あれば)......数本

ご飯......1合

すし酢......適量

アジ......1匹

エビ......4尾

レンコン......100g

お好みのお漬物(今回は柴漬け)

......適量

だしの素......小さじ1

水......1/2カップ

酢......大さじ1.5

砂糖......大さじ1.5

塩......ふたつまみ

■作り方

★を合わせて鍋でひと煮立ちさせて冷ましておく。レンコンは2mm程度の輪切りにして水にさらしておく

鍋に水と塩ひとつまみ(分量外)を沸かし、レンコンを3分ほど茹でる。水を切り、★で一晩寝かせる(時間がない場合は最低2時間は漬け込む)

笹の葉、い草は水につけておく。ごはんにすし酢を切るように混ぜる。よく混ざったらうちわなどで冷まし、笹の葉の枚数に合わせてごはんを等分しておく

鯵をおろして皮をむき、薄く一口大に切っておく

エビの頭、背わたを取る。鍋に水と塩ひとつまみ(分量外)を沸かし、エビを茹でる。赤くなって火が通ったら皮をむき、腹に包丁で切り込みをいれて開く

ふたりでアジ、エビ、酢レンコンと漬け物と分けて、笹の葉に包んでいく。笹の葉をコーンのように巻いて持ち、具材、ご飯を手を水で濡らしながら入れて、茎の部分を上から下(コーン形の下の穴)に差し込み、引っ張って包む。少し置いて笹の葉の香りがご飯についたら出来上がり!

まではできれば前日に行いましょう。最初にも書きましたが、具材を作る時間がなければ刺身や茹で海老を買って使用してもOK! 中の具は鮭や鯖でもおいしいですよ。盛りつけは、いくつかの笹の葉寿司の茎をい草で結ぶときれいです。

長芋の浅漬け

二品目

■材料(2人分)

長芋......100g

塩......小さじ1/2程度

いくら......小さじ2程度

だしの素......小さじ1

水......50cc

薄口醤油 小さじ2

砂糖......小さじ1

ワサビ......適量

■作り方

長芋の皮をむき、短冊切りにする。塩水に10分ほど浸けておく

★をすべて合わせる

長芋を塩水から出して、★に漬け込んで30分以上冷蔵庫で寝かせる

器に盛り、いくらをのせて出来上がり! 味見をしてワサビが弱ければワサビを一緒に盛る

今回生ワサビを使用しましたが、もちろんチューブワサビでも可! せっかくなので生わさびを、という方は鮫皮おろしを使用して円を描くようにおろしましょう!

また生ワサビは部位によって辛みが違います。先端は辛みが強く、茎側は辛みが弱いですが風味豊かです。お好みで合わせてみてくださいね。今回は漬け込むので、やや辛めの方がいい味が出ておすすめです。

今回は調理してから少し時間をおく2品です。用意ができたらふたりで市販の味噌汁を作り、飲み物、箸など食卓の準備、洗い物を済ませておきましょう。

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榎本美沙┃Misa Enomoto

1988年、東京都生まれ。学生時代に料理の楽しさに目覚め、広告代理店勤務を経て、現在はフリーで料理をテーマに活動している。夫婦で作るレシピサイト「ふたりごはん」を運営。

~おいしさ倍増!ふたりごはん~

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