国民的バッグ「ビルム」は、高級ブランドに負けないデザイン!

旅先での楽しみは、食事やアクティビティ、現地人との交流など千差万別ですが、多くの女性にとってショッピングの優先順位は高いのでは?日本では絶対手に入らない珍しいお土産を市場で見つけるのも、旅の醍醐味と言えるでしょう。今回は、パプアニューギニアの驚くほど豊富な民族色の濃いお土産品の中でも、特におすすめのバッグ、Bilums(ビルム)をご紹介します。

旅先での楽しみは、食事やアクティビティ、現地人との交流など千差万別ですが、多くの女性にとってショッピングの優先順位は高いのでは?日本では絶対手に入らない珍しいお土産を市場で見つけるのも、旅の醍醐味と言えるでしょう。今回は、パプアニューギニアの驚くほど豊富な民族色の濃いお土産品の中でも、特におすすめのバッグ、Bilums(ビルム)をご紹介します。

この国を旅していると必ず目にするのが、老若男女問わず現地の人々が色とりどりのバッグを身に付けていることです。極楽鳥のようなオレンジや、目に鮮やかなレインボーカラー、国旗や幾何学模様までデザインはとても豊富で、訪れる時期によりトレンドもあるようです。首に引っ掛けたり、斜め掛けにしたり、頭から下げたり、彼らにとってはまるで体の一部のように自然と馴染んでいます。使い道もさまざまで、市場で野菜を入れるエコバッグにしたり、教科書を入れて登校したり、赤ちゃんの揺りかごにしたり(!)、あらゆる場面でビルムを活用する人々に出会うことでしょう。

Photo by Yoko Ohata

本来ビルムとは「子宮」に由来する女性が家族のために編むバッグであり、現在でもニューギニアの女性たちは暇を見つけてはビル厶を編んでいます。かつては木や竹の皮を使用していましたが、現在の主流は合成繊維。しかし、糸を撚り一針ずつ編んでいく手間のかかる工程は今も変わらず。値段は小さいもので20キナ、大きなもので80キナ程。高地のゴロカやマウントハーゲン産が特に有名ですが、首都ポートモレスビーやマダンの市場でも買うことができます。

Photo by Yoko Ohata

某有名ブランドの展覧会にも出展されたこのバッグは、伸縮性がありどんな物でも収納可能、洗濯すればすぐに乾く、まさに機能性とデザイン性を兼ね備えた逸品!パプアニューギニアを訪れたら、是非あなただけのお気に入りのビルムを見つけてみてください。有名ブランドのバッグより愛用してしまうかも?

*パプアニューギニア*

パプアニューギニアは、赤道のすぐ南に位置しており、日本から直行便で約6時間30分の距離にあります。世界で2番目に大きな島、ニューギニア島の東半分をはじめとする600の島々からなり、南太平洋最後の楽園と言われ、そこには美しい海と、山々の深い緑、長い歴史の中で受け継がれた伝統の文化が息づいています。自然と触れ合う旅、文化を探訪する旅など、パプアニューギニアでは、様々な旅の楽しみ方が皆様をお待ちしています。

パプアニューギニア政府観光局

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