本田、長友のおかげ?日本での関心はまだまだ高いセリエA

今週末に最終節を迎えるイタリアの「セリエA」。かつては世界最高峰のリーグと言われてきましたが、最近は人気、実力とも陰りが見えてきました。

今週末に最終節を迎えるイタリアの「セリエA」。かつては世界最高峰のリーグと言われてきましたが、最近は人気、実力とも陰りが見えてきました。

例えば、ユニフォームスポンサー料では、イングランド「プレミアリーグ」、ドイツ「ブンデスリーガ」、スペイン「リーガ・エスパニョーラ」、フランス「リーグアン」に後れを取っています。

今シーズン2位を確定させ、既に来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めているローマでさえ、胸スポンサーを獲得できていないなど、セリエAを取り巻く状況は厳しいようです。イタリア国内での観客動員数の減少が大きな要因とみられていますが、意外にも(?) 日本での人気はまだまだ高いようです。

3月に日本で調査した「Sponsorlink」の結果によると、スポーツの国際大会への興味度でセリエAは総合で6位。男性ではすべての年代でトップ10入りを果たしました。

また、男性の10代以外では、他の欧州リーグよりも高い順位になっています。これは日本代表である本田圭佑選手(ミラン)、長友佑都選手(インテル)が、セリエAのビッグクラブに所属していることなどが原因と考えられます。

今季はセリエAで4連覇を果たしたユベントスが、12年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進みましたが、本田選手、長友選手の去就と共に、今後も日本国内での人気を維持できるか気になるところです。

※Sponsorlink 調査概要

調査方法:インターネットウェブ定量調査

調査対象:16歳~59歳の男女

サンプル数:2,879 ※性別、年齢、地域別に割り付け

★レピュコムジャパン

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