「泣ける」と評判のアニメCM マルコメ広報部に制作秘話を聞いてみた

マルコメ「料亭の味 たっぷりお徳 母と息子篇」のアニメCMが「泣ける」とネット上で話題となっている。

マルコメ「料亭の味 たっぷりお徳 母と息子篇」のアニメCMが「泣ける」とネット上で話題となっている。

ストーリーは、新社会人となった息子が、故郷の母親から送られてきたダンボールに入った味噌を見て「こっちでも買えるって......」と呆れながらも、母の思いが心に染みる......という内容。

ネット上では「マルコメCMが泣かしにかかってる」「そういや、ウチのお袋さんもよ~く送ってくれてたな~」など、共感のコメントが寄せられている。

このCMの制作裏話を、マルコメ株式会社・広報部に聞いてみた。

担当者は、CMのコンセプトについて「味噌にはお腹を満たすだけではない、日本人が古くから培ってきた"あたたかさ"が、ぎゅっと詰まっていると思うのですが、この情緒的な価値が家族のつながりにも通じます」と語り、ストーリーは「実体験にもとづく親子の話」を元にできあがったと明かしてくれた。

アニメCMになった理由については「『たっぷりお徳シリーズ』という商品の特性とブランドの世界観を、一番効果的に伝えられる方法」としている。なお、このアニメ制作を担当しているのは新進気鋭の注目スタジオ「スタジオコロリド」。スタジオコロリドが選ばれた理由は「細かな描写、タッチといった表現性が、今回描きたかったストーリーに合うのではないかと考えました」とのこと。

また、同担当者によると「CM化の前に、流通各社様に向けた新商品発表会の場で流す短編ムービー(現在WEBでも公開中)も制作し、各方面からあたたかいお言葉をいただくことができました。この映像に関わってくださった全てのスタッフの方に感謝しております」と語り、大きな手ごたえを感じている様子だった。

ちなみに、「秋編」も制作予定で、今度は「父と娘の言葉にはしづらい絆」を描写するつもりだという。制作には引き続き「スタジオコロリド」の名前が挙がっているそうなので、こちらの新作にも期待したい。

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