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2014年12月25日 16時17分 JST | 更新 2015年02月23日 19時12分 JST

免疫力アップには、動物性よりも植物性の乳酸菌! 「ヨーグルトよりも多く乳酸菌を含む漬物」とは

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日本人の平均寿命は世界の中でもトップですが、最近では「健康寿命」が大切といわれています。「健康寿命」とは、文字通り「健康でいられる期間」。健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を指します。

■「健康寿命」平均寿命との差が男性で9.79歳、女性で12.4歳

日本の高齢者数は2040年頃まで増え続け、2020年には高齢化率が30%近くに達すると見込まれています。そんななか、厚生労働省では「健康寿命」が大切とし、2010年の男性70.42歳、女性73.62歳から2020年までに1歳以上の引き上げを目指しています。2013年は、男性71.19歳(平均寿命は80.21歳)、女性74.21歳(同86.61歳)と、健康寿命はやや伸びましたが、平均寿命との差は、まだ男性で9.79歳、女性で12.4歳あります。

ますます注目される「健康寿命」について、12月15日放送の「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)では、"健康寿命を伸ばす日本古来の食材"が特集されていました。

■免疫力アップに! 「ヨーグルトを超える乳酸菌を含む食べ物」とは

健康寿命を伸ばすためには、免疫力をアップさせること。そして、免疫力を高めるカギが腸内環境で、乳酸菌の摂取が大切になってきます。

東京農業大学・応用生物科学部の岡田早苗先生が注目する、「ヨーグルトを超える乳酸菌を含む食べ物」は、「すんき」。「すんき」とは長野県木曽地方に伝わる赤かぶの葉の漬物で、1グラムあたりに含まれる乳酸菌がヨーグルトとほぼ同じ。さらに、塩を一切使わないことが特徴です。

海から離れた木曽地方では塩が貴重だったこともあり、無塩発酵の漬物が生まれたという説があるそうです。

【「すんき」の作り方】

1)カブの葉を細かく刻む

2)55度のお湯で10秒程度ゆがく。

  一瞬湯通しすることで殺菌でき、雑菌が繁殖するのが防げる

3)前年につくったすんきを入れることで乳酸菌が増殖

  (前年のすんきがない場合は、乾燥して保存したものや、冷凍保存したものを使用する)

3)28度くらいの室温に一晩し、発酵を促す

4)その後涼しい場所に移動させ、1週間ほどで完成

乳酸菌には、動物性由来と植物性由来の2種類あります。

岡田先生によると、植物性の発酵食品のメリットは以下のとおり。

・動物性のものにくらべて糖質が低い
・野菜の繊維も摂取できる。
・ヨーグルトなど乳製品に含まれる動物性乳酸菌は、胃で死滅してしまい、生きたまま腸にとどかないことが多い。一方植物性由来のものは動物性のものに比べて、栄養が少なく塩分や酸度の高い"過酷な状況"にも慣れているので、腸まで生きたまま届きやすい。

また、「すんき」にしか存在しない独自の乳酸菌が4種類あるとのこと。その健康効果とは、腸内環境をととのえるほか、免疫調節作用があること。

・細菌やウイルスに対抗する免疫力をアップさせ、感染症の予防
・外からの刺激に対して免疫作用過剰が反応することから引き起こされる、花粉症などのアレルギーを軽減

といった効果が期待できるそうです。

食べ方は、独特の酸味があるため、味噌汁に入れると良いそう。その他、ピザやうどんなどのトッピングにもオススメだそうです。

ちなみに、乳酸菌は"毎日"摂取することに意味があるとのこと。「すんき」を食べるのは難しくても、ぬか漬けや味噌など、身近にある植物性発酵食品を見なおしてみましょう。ただし塩分には気をつけて!

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