捻挫した!?海外で怪我をした時に使える、英語のフレーズ10選

そこで今回は海外で怪我をした場合に覚えておきたい英語表現を紹介します。いざと言う時のために、海外でスポーツをする人はぜひ覚えておいてください。
Micheal

トップ選手になると海外での試合はもちろん、遠征やキャンプなど、海外に出向く機会が一気に増えていきます。

しかしスポーツに怪我つきもの。ちょっとしたキッカケで誰にでも起こり得ます。日本語の通じる場所なら良いです。でも英語しか通じない時は、自力で怪我の状態を説明しなければいけません。

そこで今回は海外で怪我をした場合に覚えておきたい英語表現を紹介します。いざと言う時のために、海外でスポーツをする人はぜひ覚えておいてください。

(※)カタカナで発音を示しましたが、あくまで参考です。

英語で怪我の状態を説明する

まず覚えておきたいのは状態の説明。適当に答えると誤解されたり、見当はずれな処置をされる場合があるので気をつけましょう。

■痛い!の英語表現

これが一番使う表現ですね。怪我は基本的に痛いものです。しかし痛いにも英語にはいくつかあり、単語によって微妙にニュアンスが違ってきます。

まず筋肉痛とか軽い痛みに使われるのが「I have sore ○○」のフレーズ。「sore(ソアー)」というのは軽い痛み全般に使われて、筋肉痛なら「muscle sore」です。

また「sore」は重症じゃないよ!という意味で、反対に「Pain(ペイン)」だと重症だよ!という意思表示。「I got muscle pain」というと筋断裂でも起こしたのか!?的な扱いをされてしまいます。

軽症だよー。大丈夫!:sore

本当に痛くてヤバイ!:pain

■凝り・張り

痛みは無いけど、何となく違和感がある。次は「凝り」や「張り」症状についてです。この場合は「tight(タイト)」を使います。そのまま「張っている」という意味で、広く違和感があるときに使えます。

また「(脚や腕が)つった!!」という場合は「Cramp(クランプ)」を使いましょう。筋肉の痙攣という意味があるので、より直接的に通じます。

■○○がしにくいの英語表現

痛みや張りが複合的に重なり、特定のどう探しにくい場合は「Hard to 〜〜」というフレーズを使います。〜〜には「歩く」とか「肩を上げる」という言葉が入ります。

また、しにくいのレベルじゃなく出来ない!とう言う時は「I can't 〜〜」の方が適切です。この表現は重症だ!という意思表示になるので、より慎重な処置をしてくれます。

出来るけど、しにくい: Hard to 〜〜

動かすの無理っす!!: I can't 〜〜

■「炎症」の単語に要注意!

再発の怪我だと症状を把握してることが多いですよね。たとえば炎症を起こしている、には「inflammation(インフレメーション)」という単語を使います。

ただこの単語、発音が「情報」を意味する「information」と非常に近いため要注意。自分も最初は聞き分けられずに「??」になっていました。

お医者さんからの症状説明でもよく出てくるので、覚えておくと良いでしょう。

■説明で覚えておきたい英単語

怪我をしたとき、はじめにするのは症状の説明です。ここで使われるのが「症状」を意味する「symptom(シンプトム)」という単語です。

たとえば「When is the symptoms start?(いつから症状がありましたか?)」とか、「Is the symptom getting worse?(症状は悪化してますか?)」とかが頻出ですね。

怪我以外の病気でも使えるので、知っていて損はないと思います。

英語で怪我の部位を示す

やや細かい部位になると専門単語になります。脚(Leg)や腕(Arm)は日常的に使いますが、より正確に症状を伝えるためにこれらの単語を知っていると良いでしょう。

■捻挫・脱臼で使う「靭帯、腱」

足首の捻挫は怪我の中でも起こりやすい。その時に靭帯やアキレス腱を痛めた場合は「Tendon(テンドン)」という単語を使いましょう。

筋肉か靭帯かで処置の方法も変わってきます。明らかに筋肉じゃないな、という場合は積極的にTentonを使ってみてください。ちなみにアキレス腱は「Achilles tendon(アチリース・テンドン)」と言います。

「Dislocated(脱臼)」で同時に靭帯を損傷する場合もあるので、捻った系の怪我の時は思い出しましょう。

■腰は背中の一部である

最後は腰。腰のことを「Lower Back(低めの背中)」と表現します。腰も背中の一部なんですよね。またLower Backには「Pelvis(骨盤)」あたりから肩甲骨の下ぐらいまで含まれるので、イメージする範囲よりやや広いかもしれません。

またお尻も半分ぐらいはLowerBackに含まれますので、ピンポイントで痛みがある箇所を指摘したほうが分かりやすいでしょう。

最後に

いかがでしたか?

お医者さんやトレーナーも、症状を的確に説明してくれると助かるといいます。怪我をして痛みがあるのは本人ですからね。本人がもっとも症状を理解してるんです。

怪我はしたくないものです。が、いざと言う時に焦らないために、今回紹介した英語表現をぜひ覚えておいてください。

(2015年4月10日「なわとび1本で何でもできるのだ」より転載)