31歳の政治家なんて、もうオッサンなんだという話

「共産党は『共産』という名前がついている限り、支持率が伸びることはない」政治の世界では、冷戦終了後にずっとまことしやかに流れていた言説です。

「共産党は『共産』という名前がついている限り、支持率が伸びることはない」

政治の世界では、冷戦終了後にずっとまことしやかに流れていた言説です。

ところが現実にはどうでしょうか?共産党の支持率は伸びる一方です。

特にネット上では、政党別でトップのアクセスを誇るのは共産党HPなのは揺るぎない事実です。

今日たまたま、色々な世代と朝から晩まで色々な場面で話していて感じたことですけれど、世代間の価値観の違いと、

「私はこの世代(あるいは若い世代)のことをわかっている、代弁している」

という『すれ違い』が、行き着くところまで行ってしまっているように感じます。

(もちろん、皆さま自分の経験に基づいて、間違ったことを言っているわけではありません)

冒頭の例ですが、確かに共産主義アレルギーの残る世代はそうかもしれません。

でもぶっちゃけ、私の周りにも

「入れるところないから、しっかりしてそうな共産党に入れるわ。(支持してないけど)」

という人はたくさんいますし、もっと若い世代の十代・二十代ともなれば、すでに「ソ連」が歴史上の存在になっている世代なわけです。

「共産主義」という言葉に、若い世代はどれほど抵抗感があるのでしょうか?

ビートルズの「Back in the U.S.S.R.」なんて、存在すら知らない世代です。

私自身、ネット上ではありがたいことに「若い世代の代表的な政治家」という評価をいただくこともありますが、ブログと一般的なSNSをやっているぐらいで、LINE@はギリギリだし、インスタグラムはほとんどやってません。

若い世代のコミュニケーション方法にキャッチアップできていないのに、「若い世代のニーズはこうだ!」と断言することは、もはやできないと言えるでしょう。

一方で政治の世界にいると、それでも私は圧倒的な若手です。

このギャップにまどわされずにしっかりと自己認識をし、研鑽を重ねていかなければ…と思った一日でした。

年齢・世代の問題はとことん難しいですね。

結論めいたものがなくて申し訳ありませんが、自分のための「ログ」としてここに残しておくことします。これこそがブログの意義!(もうこの価値観が古いかも?!)

それでは、また明日。

(2015年6月15日「おときた駿公式ブログ」より転載)

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