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2015年11月30日 16時07分 JST | 更新 2016年10月13日 18時12分 JST

コミュニティって何だろう?まずは参加してみよう!

日頃から「コミュニティってなんだろう」ということを、ぼんやりと考えてきました。「コミュニティ」について感じ、考えていることを書いてみます。

こんにちは!Six Apart ブログから、シックス・アパートのディベロッパーリレーションマネージャーのにっくです。

インターネット関係の仕事をしている方でしたら、「コミュニティ」という言葉をお聞きになったことがあると思います。コミュニティという言葉は解釈が広く、実体が捉えづらい言葉でもあります。「コミュニティとは何?」と聞かれると、一言で説明するのは難しいですよね。

自分自身、今までにネット上のいろいろなコミュニティに参加してきました。IT勉強会のような、とても勉強になるコミュニティや、ダンスサークルのようなゆるくて楽しいコミュニティまで。そこで出会った人たちは、いまでも大切な友人たちです。現在は仕事を通じて、会社のサービスを使っていたいだいている、ユーザコミュニティの皆さんとお会いし、話す機会が頻繁にあります。

そのような体験を通じて、日頃から「コミュニティってなんだろう」ということを、ぼんやりと考えてきました。

今回から数回に分けて、「コミュニティ」について感じ、考えていることを書いてみます。

コミュニティとは

コミュニティとは一体何でしょうか。gooが提供する「デジタル大辞泉」では以下のように説明されています

居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体。地域社会。

説明のとおり、コミュニティという言葉は、地域とその利害関係に強く紐づくものでした。「コミュニティ」に関する書籍を探すと、地域社会を題材にした出版物が多く見つかります。

一方で「テーマコミュニティ」という言葉が存在します。これは特定の興味・課題・問題などを中心に形成されたコミュニティを指します。

ネット上には共通の興味・課題を中心に形作られる「テーマコミュニティ」が多数存在します。あちこちで毎日のように勉強会やミートアップが企画され、盛り上がりを見せていることは皆さんよくご存知でしょう。

インターネットの普及によって、地理的要因を飛び越えて、同じ興味・関心・利害を共有できる人同士が集まることは、とても容易になりました。インターネット、あるいはパソコン通信の時代から、ネット上では勉強会や共同プロジェクトをテーマとしたコミュニティが盛り上がりを見せてきました。

オンライン上には、実際に会うことはなくても、同じ興味・関心を持ち、共通の目的を持つ者同士、強い結びつきを持ったコミュニティがたくさん存在します。地理的な要因、そして時間を超えて繋がり合えるネットは、コミュニティととても相性が良いのです。

ネット上で無数に存在するコミュニティや勉強会を、デジタル大辞泉の説明に準じてあえて説明するならば、

「地理的な制約を超えて、同じ興味・関心・利害を共にし、情報の共有・問題の解決などを行う共同体」

と言うことができるでしょう。

コミュニティに参加する楽しさ、メリット

コミュニティに参加するメリットや楽しさは、個人により異なるため、紋切り型に断言することは難しいです。自分自身が、いろいろなネット上のコミュニティに参加して「参加してよかった」と思ったことを、経験則でまとめてみました。

情報収集、共有の場所

同じ興味・関心を持つものが出会うため、いろいろな情報を得ることができます。インターネットから得られる情報だけでは気がつかないような視点、検索しても見つからない答え、ずっと悩んでいた自分の問題の解決方法など、目から鱗が落ちることもしばしば。自分が考えていることや感じていることを共有できる嬉しさは、コミュニティならではの醍醐味です。

知識の広がり

さまざまな情報に触れ、経験を持つ人たちの話を聞くことで、自分の知識が積み上がっていきます。視野、そして考えの幅が広がり、思考の引き出しが増えていきます。

コネクションの形成

知人が増え、横のつながりができることによって、人間関係が広がっていきます。

IT関連の勉強会の場合、ときには仕事につながることもあるかもしれません。

承認欲求の充足

自分が行ってきた(or 没頭した、調査した、実験した、etc.)活動を人に知ってもらうこと、認めてもらい、評価してもらうことは、承認欲求を満たしてくれます。誰かに自分を知ってもらうことは、喜びにつながります。

「参加」することによる、創造の喜び

自分がコミュニティに参加することによって、その場が盛り上がったり、活気づいたりするのはとても嬉しい事です。コミュニティ運営の手伝いを行い、積極的にグループ活動を進めていくのは「コミュニティという場」を創造していく、ということでもあります。そこには創造の喜びがあります。

自分の立ち位置の確認

自分とは経験も知識も異なる仲間と話すことで、自分が今何を知っているのか、知らないことはなにか、できること・できないことはなにか、などが分かるようになります。自分だけでは気がつかない、自分自身の立ち位置が浮き上がることがあり、自己発見につながるのです。 知識も経験も、自分の遥か先を行く人に出会うと、発奮材料にもなります。

フラットな場所への期待感

働いている人間はすべて、良くも悪くも「仕事」「ビジネス」という仕組みの中で人間関係を作っています。その人間関係は「金銭」が絡むことが多いでしょう。コミュニティの多くは、普段の「仕事」とは異なる、金銭の絡まない人間関係で成立しています。「仕事、組織というシステムの中の自分」ではなく、フラットな形で参加できることが多いです。

以上、自分自身の経験談から書き出してみました。自分と同様、上記のような経験が、コミュニティへ参加する動機付けとなっている人は多いのではないでしょうか。

たとえば、ソフトウェアのユーザーコミュニティの場合

我々シックス・アパートが開発しているソフトウェア「Movable Type」にも、コミュニティ「Movable Type ユーザーグループ」が存在します。現在は、Movable Type をCMSとしてウェブサイト構築に使っていただいているウェブ制作者、開発者によりユーザーグループが作られ、各地で活動を行っています。

ただし、製品はあくまでも媒介でしかありません。ウェブ全般の技術やサーバーサイドの勉強会、SEOやコンテンツマーケティングといったサイト運営のノウハウに関する勉強会、コワーキングスペースに集まってもくもくと作業を行うもくもく会、あるいは懇親を目的とした飲み会など、広くウェブとインターネットに関する情報交換が行われています。

参加し、情報を発信すると大きなフィードバックが待っている

よく「情報を発信する人のもとに、情報は集まる」と言われます。

コミュニティに参加して、自分から積極的に行動していくと、さらに大きなフィードバックが得られることでしょう。「コミュニティの活動に参加する」、というと、最初はちょっと敷居が高く感じられるかもしれません。そんなときは「とりあえず行ってみる」「ちょっと覗いてみる」ぐらいの気持ちで参加してみてはいかがでしょうか。

まずはどんな人達が集まっているか、参加してみる。話が合う人や、会場では話せなかったけどこれから話を聞いてみたい人が見つかったら、Twitter やFacebookなどのSNSを利用してつながりを作り、オンラインで交流を深めるのも良いかもしれません。

慣れてきたら、思いきって登壇、発表を行ったり、運営の手伝いを行ったりすると、自分にもフィードバックが返ってくることでしょう。

たとえば、IT系の勉強会でしたら「IT勉強会を探すために捗るサイトまとめ【10選】」のリンク先サイトから探せます。皆さんの興味があるテーマのコミュニティがお近くでイベントを行う機会がありましたら、足を運んで体験してみることをオススメします。

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