こんにちは、または初めまして、とりあえずビールと申します。
ゲルマン人の夫との生活などについて書いております。現在は日本に住んでおります。
ゲルマンさん、肉食です。あの...昨今言われている草食男子だ肉食男子だとかいう性格などの話では無く、ズバリそのまま食べ物の好みが、です。食卓に肉が上がらない日は軽くパニックに陥ってることがあります。
でも!肉ならなんでも良いと言うわけでもないのです。
「ガッツリ肉」が食べたいときのゲルマンさんにとって鶏肉はイマイチ。
鶏肉好きな私としては食卓に鶏肉を出す際は少々ためらいます。ま、いっかーとか思いながら出しますけどもね。
しかも豚や牛でも薄切りはこれまたイマイチ。
俺!肉!食ってる!みたいな満足感が必要。噛みごたえがないのがつまらないようで「噛みたい」などと言ってたことがある気がします。食感の問題ですね。
ドイツのスーパーには牛も豚もいわゆる「薄切り肉」が売っておりません(ペラッペラのやつ)。私が見た中で一番薄いのは7~8ミリくらいだったでしょうか。
肉屋で買う場合は頼めば薄く切ってもらえるらしい、という情報をドイツ在住時代に耳にしたこともありますが、私は試したことがありません。ドイツに長く住んでいる日本人の友人(主婦)は薄切り肉を自宅で作るため、パン用のスライサーを買ったと言ってました。半分凍らせたブロック肉をこのスライサーで切ってるそうです。
そして...霜降り肉はダメ絶対!我が家では厳禁です。(まぁ幸か不幸かそうそうお目にかかる機会もございませんけれども)
結婚当初、お祝いに知人から高級なお肉を頂いたことがありました。どこのお肉だったか忘れてしまいましたが化粧箱に入れられた、いかにも高級そうな霜降りの国産牛ちゃん...この子たちを食べると決めた日の前日から我々夫婦はワクワクソワソワしてしておりました。
霜降り!国産!高級!絶対ウマイ!はず!などと浮かれておりました。
こんな具合ですね。普段の生活が伺い知れてしまいますね。
ドイツ人にはあまり馴染みのない霜降り肉。この時はまだ日本に越してきて間もなくで、ゲルマンさんも「霜降り=高級」というイメージはあったものの、どんな肉だかよく分かってなかったんだと思います。
そしていざ、実食!
しかし...!!
脂っぽすぎてイヤ、ですって...
脂が多いと大量に食べられない。ゲルマンさんのように一度に何百グラムと食べたい派の人に霜降りは向かないのかも。
豚ロース肉などについてる脂身も嫌がります。「脂に金は払いたくない」とか。うう...そう言われてしまうと身も蓋もない!
つまりゲルマンさんが「肉が食べたい」ときは、豚か牛で厚みのある赤身。なので我が家の冷凍庫にはこのタイプの肉が常備されております。
以上、今回はゲルマンさんの肉へのこだわりでした。
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