妹出産のときの姉の気持ち―仲良し姉妹の日常(5)

出産当日の朝起きると、なんと上の子39度の高熱。

こんにちわ!きのかんちです。北海道で小学2年生と幼稚園年少さんの姉妹を育てています。

下の子を出産した時、上の子は3歳半でした。

出産した病院では、個人の希望するバースプランをなるべく受け入れてくれる病院だったので、私は夫と上の子2人の立ち合いを希望しました。下の子が生まれてくる瞬間を上の子と一緒に共有することで、下の子を受け入れやすくなるんじゃないかななんて思いもありました。

出産当日の朝起きると、なんと上の子39度の高熱!この時はまだこの日に出産するとは思っていなかったので家で看病していたのですが、徐々に陣痛発生...。「こんな時に...嘘でしょう?」と思うも、どんどん陣痛が進んでいきました。

近所に住んでいる私の母にお願いし、もしひどくなるようなら病院に行けるよう母子手帳と保険証・診察券も預け、産婦人科へ次女を産みに行ったのでした。

その後、無事次女を出産。5日間入院となったのですが、なんとその5日間ずっと長女は熱を出し続け一度も病院にお見舞いに来ることができませんでした。私の母も「何か悪い病気じゃ!?」と何度か小児科へ連れて行ってくれたのですが、熱以外は特に異常もなく様子見となったようです。

入院中、お見舞いに来れない長女に毎日のように電話をしました。しかし!なんと長女はなぜか一度も電話に出てくれませんでした。

もしかしたら妹ができるということに対して、最後の抵抗をしていたのかなーなんて思ったりしました。

後日、母から話を聞いたのですが、私の靴を見て長女は泣いたりしていたようです。この話を聞いて切なくて私も泣いてしまいました...!

退院の日、長女が妹を受け入れてくれるのか、私に対して違和感を持っていないか等心配になりながら迎えに行きました。

実家につき、長女の名前を呼ぶと、はにかみながら私に抱き着いてきてくれて、すごくうれしかったのを覚えています!

5日間長女の中でも色々と心の整理をしたのかどうかは定かじゃありませんが、次女との初対面も「かわいい...」と笑顔で迎えてくれました。次女を撫でている長女。その光景がとても暖かくてまるで夢をみているようでした。

あれから4年半たちましたが、長女は次女のお世話をしたり喧嘩をしたり遊んだりしながら毎日楽しく過ごしています。

マンガ版もあります!

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