「内にこもりがち」な人がヨーロッパ旅行で気をつけたい4つのこと

「内にこもりがち」な人多くの方が「空気」を読むことが苦手なあなた、ホステルの部屋に着いて挨拶をしたら、しばらく観察してみましょう。

旅に出る人が、誰もが武勇伝を語りたがるような性格ばかりではありません。

今回は「内にこもりがち」な人がバックパッカーをするに当たって、気をつけたい点を説明します。と言っても、あまり神経質に考える必要はありません。

私の体験を通じて説明したいと思います。話の舞台はヨーロッパに限定していますので、あらかじめご了承ください。

ホステルに着いたら30分間は観察する

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「内にこもりがち」な人多くの方が「空気」を読むことが苦手です。つまり、文字に書かれてあるルールを守ることは得意ですが、文字に書かれていないルールを守ることが苦手なのです。

ホステルでは言葉にできない「暗黙のルール」がいくつかあります。まずはホステルの部屋に着いて挨拶をしたら、ホステルをしばらく観察してみましょう。何となく、そのホステルの雰囲気を感じることができるはず。

ホステルでわからないことがあれば、スタッフに遠慮なく聞いてみましょう。親切に答えてくれます。

私は正直に言うと、幾度も同室の人をイラつかせたことがあります。悪気は全くないので、その時はショックでした。その後「あれはしてはいけないのだな」とその度に頭のメモリに入れるようにしています。

会話、議論の際は一方的に話をしない

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「内にこもりがち」な人は、どうしても自分の興味のある話を一方的にするクセがあります。旅行中ですと気分が高まっているので、そのような傾向になりがちです。

頭と心には、必ず「一方的に話をしないためのブレーキ」を持つようにしましょう。なにか議論をする時も同様。きっちりと「聴く」ことに意識すれば、仮に激論になっても、友人になれます。

むしろヨーロッパの人は「議論慣れ」しているので、「議論好き」の方は好かれる傾向にあります。

女性からの誘いには普段通りに接する

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このアドバイスはおとなしい男性に当てはまります。ホステルの部屋にヨーロッパの女性と2人きりになったら、食事や観光に誘われる場面が出てくるでしょう。

この際、旅行に慣れていない人は「この人は僕に特別な好意を寄せているのかな」と思ってしまいます。「旅行」という「非日常」のシチュエーションですから、なおさらそう思うかもしれません。

しかし、それは違うことがほとんど。多くの場合、彼女は「友人」としての付き合いを望んでいます。ここでのポイントは、変に意識せず普段通りに徹すること。引け目を感じる必要もありません。

おとなしい人はそのままの性格を貫けばいいのです。きちんと誠実に対応していれば、良好で長期に渡る関係が築けるでしょう。

同室の人に慣れたら自分の性格を話すのもアリ

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同室の人とある程度親しくなれば、自分から自分の特徴を言うこともオススメです。例えば、「私はこのようなこだわりがあります」とか「私はおとなしくて、あまりしゃべるのが得意ではありません」と言った具合に。

今までの経験では、相手がどのような人であっても、きちんと温かく受け止めてくれます。

もし精神的な病や特徴を持っていても、欧米のバックパッカーには告白しても基本的に問題ありません。あなたが思っているよりも理解してくれることが多いのです。

私もこれには驚きました。欧米は一般的に、心理学やカウンセリングの研究が進んでいるのです。

ただ、いきなりはダメですよ。ある程度、親しくなって「この人は大丈夫だろうなあ」と思ってからです。

最後に

今回は私の経験を基に説明しました。もちろん、上記に全くあてはまらないことも出てくるでしょう。

あくまでも、一つのケースとして考えて頂ければ幸いです。

ライター:新田浩之

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