グルメな旅人が唸った!驚愕するほど旨い世界の料理7選

旅の楽しみの一つに"世界の料理を食べる"という事を旅人も多いのではないでしょうか。

旅の楽しみの一つに"世界の料理を食べる"という事を旅人も多いのではないでしょうか。僕は旅中、できるだけその国の名物料理を食べるようにしています。

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いろいろな料理を食べる事は味を楽しむ事ももちろんですが、その土地の特産品が何であるか?どういった文化なのか?どういった歴史なのか?そういう事も知る事ができます。

今回は、旅する料理人の異名を持つ旅丸のshoが「旅をするならこれは食べて欲しい!」という料理を7品紹介させていただきます。

辛さが癖になる!!ラオス風担々麺"カオソーイ"

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カオソーイはタイ北部とラオス北部で食べる事ができる料理ですが、僕がオススメしたいのはラオスのルアンパバーンで食べるカオソーイです。

ルアンパバーンのカオソーイは幅が広い米で作られた麺の上に豚ひき肉、唐辛子、ニンニク等をのせ、お気に入りで香草をのせたりライムを絞り、スープをかけたピリ辛の麺料理です。

担々麺とは違い透明のスープですので、あっさりとした味でするすると食べる事ができます。一般的にカオソーイが食べれるのは朝の屋台です。

ルアンパバーンでは毎朝5時頃から托鉢を見る事ができ、約一時間ほど托鉢は続きます。托鉢を見た後、宿へ戻る前に是非食べてみてください。朝一でもスープまで飲み干す事間違いなしです。

ピザはシンプルであれ!!"ピッツァ・ナポリターナ"

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文字通りイタリアのナポリで食べる事ができるピザです。いえ、ピッツァです。マルガリータとマリナーラです。

一番有名なマルガリータは生地の上にバジルとトマト、モッツァレラチーズをのせたシンプルなピッツァで、マルゲリータ女王がこのピッツァがイタリアの国旗の同じという事で気に入りこの名前になったそうです。

素材もシンプル、作り方もシンプル、そして値段も非常に安いピッツァ・ナポリターナはイタリアの他の地域では味わえないとも言われています。

イタリアや他の国々で様々なピザを食べてきましたが、未だにイタリアのナポリで食べたピッツァを超えるものには出会っていません。

とんがり帽子の中に詰まったヘルシー料理"タジン"

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タジンは北アフリカの伝統料理で、料理に使われる鍋がタジンという名前のため日本ではタジン鍋といわれています。肉の上にジャガイモ・人参・玉ねぎなどをのせ、低温でゆっくりと蒸し煮した料理です。

日本ではあまり色々な味をつけずに食べる事が多いようですが、モロッコでは様々なスパイスやフルーツ、はちみつ等が使用されている事が多いです。肉や野菜からしみ出たエキスも美味です。

イスラム教の国で食べられる料理ですので、使われてる肉は鶏肉か羊肉です。写真は珍しい魚のタジン鍋でモロッコの西側にあるエッサウィラという海沿いの街で食べる事ができます。

エッサウィラは海鮮が豊富ですので、新鮮な魚を使った焼き魚や焼きイカ、エビなどもオススメです。

え?意外なペルーでのオススメ料理"Tinta de calamar"

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Tinta de calamrtとはイカスミパスタの事です。イカスミパスタはペルーの有名料理...という訳ではないんです。

ペルーの首都リマではセビッチェなど様々な海鮮料理を食べる事ができますが、イカスミパスタはどこでも食べれるという訳ではありません。

ペルーのリマ市内にある「Punto Azul」という海鮮レストランで食べる事ができます。僕もですが、数々の世界一周旅行者がこのイカスミパスタを食べ、世界一周をした時に食べた食事の中でもトップ3に入るという程の料理です。

コクのあるイカスミが太めのパスタに絡み、食べた瞬間深い味わいが口の中に広がっていきます。ペルーには美味しいペルー料理もたくさんありますが、リマを訪れる方は是非食べてみてください。

楽園で食べるエビはまさしく楽園の味がする"Camarao na Abacaxi"

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皆さんは酢豚にパイナップルが入っていても食べれる方ですか?僕はあまり好きではありません。しかし、このCamarao na Abacaxiは大好きです。

ポルトガル語でCamaraoはエビ、Abacaxiはパイナップル。通称エビパイナップルと勝手に僕が呼んでる料理は数多くあるブラジル料理の中でもレア中のレアものです。

僕はこの料理をブラジルの北部にあるジェリコアコアラでしか見つけれませんでした。パイナップルをくりぬいたものにエビとパイナップルを炒めてココナッツミルクやカレー、スパイス等を混ぜたものを入れたトロピカルな料理です。

この料理に似た味のものはきっとないと思います。味わうためにはブラジル北部のジェリコアコアラへ行きましょう。ジェリコアコアラは欧米人バックパッカーから楽園と称される場所です。

カイピリーニャ(カシャッサというサトウキビの蒸留酒のカクテル)を片手にCamarao na Abacaxiを食べながらサンセットを見るのはまさしく楽園です。

臭い!でもその臭さがたまらない!ジョージアナンバー1オススメ料理"シュクメルリ"

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僕が世界で一番好きだと言っても過言ではないジョージア料理。その中でも一番オススメしたいのがシュクメルリです。

鉄鍋で焼いた鶏肉を油とヨーグルトに似た乳製品、そして一人前にいったいいくつ使っているかわからないほどのニンニクで煮込んだ料理です。

その見た目の迫力から運ばれてきた瞬間に多くの旅人は歓喜の悲鳴をあげます。まず見た目で驚き、その後臭いで驚く事間違いありません。

食べた瞬間に口の中に広がるニンニクの臭い...と思いきや意外とあっさりと食べれてしまう不思議な料理シュクメルリ。ジョージア名物のパンをスープにつけて食べてもよし、ほかの料理と混ぜて食べてもよし。

シュクメルリの可能性は無限に広がると言ってもいいでしょう。ジョージアはお酒も有名ですので、是非ビールを飲みながらシュクメルリをつついてください。

うどんって日本だけの食べ物じゃないの?中央アジアの名物うどん"ラグマン"

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中央アジア一帯で食べる事ができる手延べ麺のラグマンは日本のうどんと非常によく似ています。

調理方法は多々あり、トマトベースのスープで食べるうどん風ラグマン、野菜と一緒に炒めた焼きそば風ラグマン、麺の上に炒めた野菜をかけた皿うどん風ラグマン。

どのラグマンも日本人の口に非常にあいます。写真のものはスープタイプのラグマンで、牛のスープにトマトペースを混ぜ、赤ピーマン・にんじん・たまねぎ・肉を一緒に煮込んだものを麺にかけています。

辛味が欲しい方はチリペーストをいれたり、青唐辛子をかじりながら食べるのもいいでしょう。僕はライムなどを市場で購入し、絞っていれるのが好きでした。

世界を食べ尽くそう!!

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いかがでしたでしょうか?みなさんがご存知の料理もあったのではないでしょうか?日本でも食べれる料理もありますが、海外で食べると日本とはまったく違う味付けだったり、日本では見かけない食材が使われていたりするんです。

今回は7種類の料理を紹介させていただきましたが、まだまだ世界にはみなさんを驚かせてくれる料理がたくさんあります。海外へ行った際には是非その国の料理を食べてみてください。

美味しい料理を探すポイントは店員さんに聞く事と、実際に他のお客さんが食べている料理を見てその料理が何かを尋ねる事です。是非みなさんも自分のお気に入り料理を世界の色んな場所で探してみてください。

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