新議長に大島理森代議士

町村衆議院議長が健康上の理由から(川端副議長の院への報告では一身上の都合となっていたが)議長を辞任された。

町村衆議院議長が健康上の理由から(川端副議長の院への報告では一身上の都合となっていたが)議長を辞任された。

今日の本会議は、園遊会が午後に催されているので12時10分から10分間という予定だったものが、議長選挙があるので正午から50分間となった。

衆議院の定数475に対して投票総数は467、白票が1票の他は大島理森代議士が466票で議長に就任された。

白票の一というのは、大島代議士の性格を考えるとご自分ではないかと思うが。

かつて特別国会初日の副議長選挙で、「河野太郎」君に一票が投じられるという事件があった。

私はきちんと野党の副議長候補の名前を書いて投票していたが、随分と自分で入れたのではないかと疑われた。

そもそも自分で一票入れるならば、なんで副議長の時に入れなきゃいけないのだ!?

隣の席の大村秀章代議士らが、私が投票用紙にちゃんと記入していたのを見ていてくれて、疑いも晴れたが。

当時、野党の副議長候補に名前が挙がった人の一票ではないかなどと取りざたされたりもしたが、じゃ、なんで河野太郎に入れたのだか、いまだに不明だ。

さて、投票の結果、大島理森代議士が選ばれたわけだが、みんな首を回して一番後ろの席にいるはずの大島代議士を探すが、自席にいない。なんとモーニングを着て、議長席の後ろのドアの向こうに待機していて、後ろのドアが開いて新議長が入場する。

まあ、全会一致なので。

後ろのドアが開いて、紫の袱紗などが出てこないだろうなと一瞬、思ったりもした。

議長に選ばれた大島理森代議士を川端副議長が演壇でご紹介して、大島議長が議長席につく。

よく補欠選挙で選ばれた新人議員が本会議で紹介されることはあるが、誰もが知っている大島理森代議士を紹介しなくともよいのにと思ってしまった。

さらに自民党の二階総務会長が院を代表してお祝いと町村前議長への感謝の言葉を述べられた。

大島代議士が務めていた予算委員長の後任を指名するのが議長の初仕事で、河村健夫元官房長官が指名された。

自民党の復興本部長も交代になるわけで、議長交代の余波がまだ少し続く。

(2015年04月21日 「河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり」より転載)

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