安倍晋三候補の脱原発

自民党総裁選。前回の候補者の選挙公報の、エネルギー政策を見てみると...

第二回自民党総裁選挙選挙管理委員会。

九月八日告示、二十日投票日が提案され、本来、選挙管理委員会で決めるはずの日程が、マスコミにすでに報道されているのは問題であり、日程変更をするべきと主張する。

しばらくこの議論になるが、国会日程やシルバーウィークに入ってしまうことなどを考えると、ここが一番妥当だということになった。

選挙管理委員会の報道担当役員に任命され、候補者の記者会見やテレビ出演の取り仕切りをすることになった。

会議の席上、必要書類の確認があり、サンプルとして前回の候補者の選挙公報が配布される。

そのなかのエネルギー政策を見てみよう。

安倍晋三

脱原発依存。「新エネルギー戦略」へチャレンジ。

石破茂

記述なし。

町村信孝

福島に再生エネルギーの拠点を創設

安定した電力・エネルギー供給体制を確立し、節電・省エネ・再生可能エネルギーの活用を強力に進め、原発は個別に十分な安全審査

石原伸晃

エネルギー:安全第一の原則、新たなエネルギー安定供給構造へ

当面の最優先課題として、3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進を図ります。

原子力については、安全第一の原則の下、原子力規制委員会の専門的判断により、安全性を厳しくチェック、再稼働の可否を判断します。

これらの状況を踏まえ、原子力の未来を見極めつつ、10年以内に新たなエネルギーの安定供給構造を構築します。

林芳正

原子力発電の位置づけ、地球温暖化対策については、安全性の確保、雇用の維持、国内産業の活力など総合的な観点を踏まえ対応します。

安倍晋三候補の前提条件なしの「脱原発依存」が際立っていた!

さて、今回は?

(2015年08月30日「河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり」より転載)

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