海外在住の日本人に仕事をお願いするときに気をつけたいこと

海外在住の日本人には、お願いがたくさん来ます。
People on a street, Drottninggatan, Stockholm, Sweden
People on a street, Drottninggatan, Stockholm, Sweden
Panoramic Images via Getty Images

海外在住の日本人には、お願いがたくさん来ます。ある時は現地ガイドだったり通訳だったり、またあるときは調査のお願いだったり、記事の執筆だったり。

同じ日本人だからといって何でもかんでもボランティアで助けてくれるわけではありません。現地人にはあなたと同じように現地の生活があるわけです。仕事をしている人は、当然仕事を優先しますし、留学生でも忙しいものです。よほど親しい真柄でない限り無償でお願いすることは、失礼だと考えたほうがいいです。

しかし時間あたり適切な報酬を提示すれば、時間を割いてくれる可能性は高まります。仕事をしている人でも休んででも相手してくれるかもしれません。有償で仕事をお願いすることのメリットは、

・責任を持って仕事を遂行してもらえる

・故に安心感がある

・互いにとってプラスなので気兼ねすることなくて済む

ということです。その際、現地の物価を考慮して価格を設定することを忘れないようにしましょう。また今は円安であることを忘れて、円換算で価格設定することは避けましょう。

最近ではTravel Locoという海外に住んでいる現地の日本人に、現地ガイドや旅の相談ができるサービスがあるので、これを活用するのもありでしょう。ただし「販売価格の20%(税込)のシステム利用料」が、有償サービスの場合かかるので決して安くありません。(さらに現地の物価も考慮して時給換算すると北欧にいる日本人にTravel Locoから仕事をお願いするととんでもない値段になります。)

安く済ませたいのなら、海外在住の日本人フリーランスを探すのもありです。例えば、ランサーズは国内大手のフリーランサーの登録サイトですが、海外に住んでいる日本人でも翻訳や記事執筆などで登録している人はいます。クライアントとして登録して、このようなサイトで見つけた現地の日本人に仕事をお願いすれば、気持ちの良い取引ができるでしょう。

また、日本人に限らず現地の外国人に翻訳や通訳をお願いしたいのなら、80カ国以上の外国人が登録している、海外向けクラウドソーシングの「ワークシフト」から仕事をお願いすることもできます。例えば通訳を探しているのなら、日本語ができる現地の外国人などはワークシフトのほうが探しやすいでしょう。

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