Appleは現地時間の9月12日朝10時(日本時間9月13日早朝2時)、米国カリフォルニア州クパチーノにある本社にて、iPhoneをはじめとする新製品の発表会を開催する。このたび、Oath Japanの2大メディアであるTechCrunch JapanとEngadget日本版は、この発表会をニコニコ生放送の公式チャンネルで合同配信することが決まった。
ニコニコ生放送では、Appleが配信する発表会の映像は流せないが、現地取材に入るEngadget日本版・矢崎編集長のレポートを交えながら、最新の情報や映像、画像などをみなさんにいち早くお届けする。最近は直前に出回るウワサ情報の確度が高いため、例年9月に開催される新iPhone発表会は答え合わせの場として定着してしまっているが、果たして今年はどうなるのだろうか。One more thingはあるのだろうか。なお東京のスタジオは、ワタクシ吉田ヒロ(TechCrunch Japan編集統括)のほか、 弓月ひろみさん(スマホケースコレクター) 、池澤あやかさん(タレント&エンジニア)の3人体制でお送りする。
TechCrunch JapanとEngadget日本版がこれまで公開してきたウワサ記事をまとめると、新iPhoneは3モデルあり、そのうち2モデルが有機ELパネル搭載、残りの1モデルが液晶パネル搭載となる確率が高い。一方デザインについては、iPhone 8の後継として8sや9、9sなどは出さず、すべてのモデルのデザインをiPhone Xに統一するようだ。次世代のiPhoneとしてXの名を冠したiPhone Xの系譜は、登場からたった1年で名実ともに完全にメインストリームとなる。
気になる製品名については、有機ELパネルモデルは5.8インチがiPhone Xs、6.5インチがiPhone Xs Plus、もしくはiPhone Xs Max。液晶パネルモデルはiPhone Xc、もしくはiPhone 9となるようだ。カメラモジュールは有機ELパネル2モデルがデュアルレンズ、液晶パネルモデルがシングルレンズとなるようだ。
そのほか新iPhoneと同時発表される製品としては、Apple Watch Series 4が挙げられる。LTE内蔵モデルがあるとはいえ基本的にはiPhoneと協調して動くデバイスなので、同日発表の確率は高いだろう。ちなみに、現行モデルのSeries 3も昨年に新iPhoneシリーズと一緒に発表されている。
Series 4の一番の特徴は、表示エリアが拡大される点。42mmモデルは、従来の312×390ドットから、384×480ドットになると言われている。世界各国で現行モデルの一部が在庫切れを起こしてることからも、新モデルの登場は近いことがわかる。
そのほか、MacBook Airの後継モデルが発表されるという情報もあり、ここ数年では最もインパクトの強い発表会になるかもしれない。いまから体調をしっかり整えて水曜深夜に備えてほしい。
(2018年9月11日TechCrunch日本版より転載)
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