プログラミングで囚人の社会復帰を手助け 刑務所に再入所する悪循環を断つ

カリフォルニア州の囚人の75%以上が、出所1年後も就職できていない。そんな現状を、「プログラミングを通じて変える」と一人の男が決意した。

[筆者: Ruben Harris](プロのチェリストで投資銀行家、後者は今、高齢者の訪問看護を行うHonorのためにサンフランシスコでパートナーシップを構築している。彼はポッドキャストBreaking Into Startupsのファウンダーでもある。)

囚人一人あたりの年間費用は彼/彼女が同じ期間に高等教育を受けた場合の学費の5倍だ。そしてアメリカの刑務所人口の10%はカリフォルニアにいる。

出所した人がまた戻ってくる大きな理由のひとつが、服役中に教育を受ける機会がないことだ。

今日(米国時間3/10)のBreaking Into Startupsは、彼らを人生の成功に導く教育事業The Last Mileに焦点を当てた。

カリフォルニア州の囚人の75%以上は、出所から一年後でも仕事がない。サンクェンティンで終身刑に服していたKenyatta Lealは、この数字を変えると決意した。

今回の放送で彼は、刑務所行きになった理由、そこで出会ったメンター、そしてThe Last Mileがインターネットのないところで人びとにプログラミングを教えているやり方を語っている。

Lealは、自分の出所についても語った。彼は、刑務所で習ったスキルのおかげで、職に就くことができた。Lealにとってそのスキルは、ブログを書いたり、自分をTwitterやQuoraの上で表現することも含まれたいた。そしてLealは、刑務所を出たり入ったりの悪循環を断つことの重要性を語っている。

出所後のLealは、刑務所でできた友だちなど、数人の人の、テクノロジー企業への就職を助けることができた。

刑事司法の改革に関心のある読者は、私(ruben@breakingintostartups.com)にメールをくれれば、あなたを導いてくれる人たちを紹介しよう。

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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