2013年も残すところあと10日ほど。今年のお天気ニュースといえば、何を思い浮かべますか?日本気象協会では2013年のお天気10大ニュースをまとめました。皆さまの記憶に残ったニュースは入っているでしょうか。
（竜巻による大きな被害）
20日は和歌山や神戸や大分、高知など西日本で続々と初雪を観測。関東は大気の状態が不安定で、午後1時半頃、東京都心で直径7ミリのひょうを観測。都心でも雨に雪がまじり、初雪を観測するなど、色々なトピックスがありました。
今年も色々なトピックスがありましたが、2013年の日本気象協会がまとめた10大ニュースはこちらです。
1 成人の日 首都圏で大雪
～1月14日、首都圏を中心に大雪に。積雪は横浜で13センチ、東京都心や千葉で8センチなどになりました。
2 寒い冬 北日本で記録的な積雪
～北海道と東北では日本海側を中心に記録的な積雪になりました。青森県酸ヶ湯では566センチの積雪を記録し、現在運用しているアメダスの中では過去最も多い積雪に。
3 猛吹雪遭難 (北海道)
～3月2日から3日にかけて、北海道は発達した低気圧の影響で猛吹雪になりました。
4 桜前線は記録的な長旅 早い九州から遅い北海道へ
～3月は九州から関東では記録的な暖かさで桜が早く開花。一方、春先に低温の続いた北海道では開花が遅くなりました。
5 過去に経験のない大雨 1時間に100ミリを超える豪雨相次ぐ
～7月22日から8月10日は日本海側で記録的な大雨になりました。1時間雨量は山口市で143ミリ、山口県萩市須佐で138.5ミリなど猛烈な雨が降りました。
6 猛暑の夏 高知県四万十市で国内最高気温41.0℃
～夏の期間の平均気温は全国的に高く、西日本では統計開始以来最も暑い夏に。高知県四万十市江川崎では8月10日から4日連続で気温が40度に達し、12日に歴代最高気温の41度を記録しました。
7 竜巻による大きな被害 (埼玉県越谷市付近など)
～9月上旬は関東地方で竜巻による被害が相次ぎました。
8 台風18号が本州縦断 京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報
～9月16日、台風18号が本州を縦断しながら北上。運用開始後初めての大雨特別警報が京都府、滋賀県、福井県に発表されました。
9 台風26号 伊豆大島で豪雨災害
～10月16日、伊豆大島では猛烈な雨が数時間降り続き、大規模な土石流が発生しました。
10 10月に猛暑日 一転 早い初雪
～10月9日、新潟県糸魚川市で10月として全国で初めての猛暑日になりました。
皆さまの思い浮かべたニュースは含まれていましたか?
10大ニュースについては、関連リンクのページでもっと詳しく説明しています。2013年の天気を振り返ってみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】
中谷雪乃：気象予報士 防災士
高知で育ちました。休みの日はゆっくりしていることが多いですが、テニスやバスケ、フットサルなどスポーツもします。あと、よさこい踊り。
予報士としてたくさん勉強して、皆さんがどんなことが知りたいか想像力を働かせて、気象情報を伝えていきたいと思います。
