連休明け、西日本は激しい雨 関東も夕方から雨に

24日(木)は本州の南に前線が延び、九州から東海にかけて広く雨が降るでしょう。関東も夕方からは所々で雨が降り出すでしょう。

予想天気図

24日(木)は本州の南に前線が延び、九州から東海にかけて広く雨が降るでしょう。湿った空気の流れ込みが強まる近畿から西の太平洋側を中心に激しい雷雨になる所がありそうです。関東も夕方からは所々で雨が降り出すでしょう。また、はるか南海上には台風21号があって、週末以降は沖縄に近づく恐れもあります。今後の情報に注意が必要です。

九州から東海は広い範囲で雨 太平洋側は激しく降る所も

24日(木)9時の予想天気図を見てみますと、北日本は高気圧に覆われています。

一方で、西日本から東日本は高気圧の縁をまわる湿った空気が流れ込みやすく、

本州の南海上には前線も延びています。

24日(木)は、九州から東海にかけては広く雨で、

特に湿った空気の流れ込みが強まる九州南部や四国の太平洋側では

雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。

日中は雨雲の範囲が東へ広がって、関東でも夕方から所々で雨が降り出すでしょう。

24日(木) 全国の天気と気温

各地の予報を詳しく見ていきましょう。

【沖縄】午前中を中心に雲が広がり、所々で雨が降るでしょう。

午後は晴れ間が多くなりそうです。

【九州】南部を中心に広い範囲で雨が降るでしょう。

特に山の東側斜面では短時間に激しい雨の降ることもありそうです。

落雷や突風にも十分にご注意ください。

【中国や四国】広く雨で、太平洋側を中心に局地的に激しい雷雨となるでしょう。

【近畿】雲に覆われ、昼過ぎにかけて断続的に雨が降りそうです。

【東海】沿岸部の早い所では朝から、その他も昼前から雨の降り出す所があるでしょう。

【北陸や甲信】昼過ぎから雨が降りやすくなりそうです。

雨が降っていなくても傘を持ってお出かけください。

【関東や新潟】だんだんと雲が厚くなっていきそうです。

夕方以降は所々で雨が降るでしょう。

【東北と北海道】秋晴れが続きそうです。

台風21号 週末以降は沖縄に近づく恐れも

台風21号の予想進路図(23日午後6時現在)

台風21号は23日午後6時現在、沖ノ鳥島の西南西を1時間に30キロの速さで北西に進んでいます。

このあとも、ゆっくりと北上し、26日頃には暴風域を伴う見込みです。

予報円が大きく、まだ進路がはっきりとしませんが、26日から28日頃は沖縄に近づく恐れもあります。

今後の情報にも十分に注意してお過ごしください。

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堀江 万喜

気象予報士 防災士

出身地の東海地方では「中京テレビ」や「NHK名古屋放送局」で気象キャスターを務めました。その他、各局ラジオの気象コーナーも担当し、経験を積んできました。2014年4月からは関東に移り、新しい土地の空気や空を感じながら毎日enjoy♪しています。のんびり歩いたり、車窓から景色を眺めることが大好きです。お天気を通して、皆さんの生活がより楽しくなるようお手伝いしていきたいと思います♡

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