週の後半は関東でも真冬の気配 北日本は大荒れの恐れ

北海道や東北、北陸では、5日(土)頃にかけて再び大荒れの天気になる恐れがあります。

12月3日(木)頃から低気圧が発達しながら北日本へ近づく予想で、北海道や東北、北陸は再び大荒れの天気になる恐れがあります。

北海道・東北・北陸 3日(木)から再び嵐に

今週は低気圧が2、3日の周期で北日本を通過する予想です。30日(月)から1日(火)に通過する低気圧はそれほど発達しない見込みで、北海道から北陸は雪や雨ですが、前回のような大雪にはならない見込みです。1日(火)には次第にやんでくるでしょう。

一方、3日(木)から近づく低気圧は発達する予想で、北海道上空の寒気は27日(金)に大雪を降らせた時よりも更に強くなる見込みです。北海道や東北、北陸では、5日(土)頃にかけて再び大荒れの天気になる恐れがあります。暴風や、大雪、ふぶきによる交通機関への影響などが心配されますので、最新の情報に注意してください。

関東から九州 雨のち寒さ

関東から九州は日差しのでる日が多いですが、雨を境に体感がグッと変わりそうです。2日(水)に九州で降り出す雨が3日(木)には近畿から関東まで広がる予想です。雨が降るまでは最高気温は平年並みか高めですが、雨のあとは冬型の気圧配置になって、季節が一歩進みそうです。特に、大阪や福岡は平年より2度以上低く、雨の前後で気温の変化が大きくなるでしょう。雨のあとは冷たい風も強まりますから、一段と寒く感じられます。週の後半は、昼間もダウンなど真冬の上着が必要になりそうです。

【関連記事】

2014-03-01-small.jpg

関口 元朝

気象予報士 防災士

ドラムや和太鼓を叩くのが好きです。

旬な気象情報をテンポ良くお伝えします。

注目記事