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2014年11月04日 23時04分 JST | 更新 2014年11月04日 23時04分 JST

171年ぶりの名月 台風20号に邪魔されずに楽しめそう(望月圭子)

5日は「うるう9月13日」。十三夜の月が2回見られるのは171年ぶり。台風20号に邪魔されずに楽しめる所が多そう。

旧暦では今年は9月に「うるう月」が入る為、明日5日は「うるう9月13日」。十三夜の月が2回見られるのは171年ぶり。台風20号に邪魔されずに楽しめる所が多そう。

明日(15日)の星空指数

171年ぶりの名月 広くお月見日和

秋の夜のお楽しみといえば「お月見」ですよね。

旧暦8月15日の「十五夜」だけでなく、旧暦9月13日の「十三夜」も

昔から美しい月として楽しまれてきました。

「十五夜」は中国から伝わったものですが、「十三夜」は日本独自の風習で、

「十五夜」の月を見たら、「十三夜」の月も見ないと縁起が悪いといわれていたそうです。

そんな「十三夜」の月が、今年は、171年ぶりに2回楽しめるのです!

■うるう月とは

一般に「旧暦」と呼ばれる「太陰太陽暦」では

暦と季節のずれが大きくなって、ひと月分くらいになると

ずれを修正するために「うるう月」を入れます。

今年は通常の9月の次に「うるう月」が入ったので「うるう9月」に。

9月に「うるう月」が入るのは、とても珍しく、前回は1843年でした。

(江戸時代で、ちなみに黒船来航が、その10年後の1853年です。)

■うるう月のおかけで、十三夜が2回

明日11月5日は、旧暦『うるう9月13日』ということで、「後の十三夜」です。

ちなみに、旧暦『9月13日』だった約1か月前の10月6日の夜は、

関東から北では、お月見にはあいにくの天気でした。

でも、上記の星空指数を見ると、

今回の「後の十三夜」は、お月見日和の所が多そう。

171年ぶりの月を、ぜひ、皆さんの目で楽しんで下さい。

5日夜 寒さは?

ただ、この時期は、よく晴れる夜ほど冷え込むもの。

東京(千代田区)の時系列の天気予報を見ると…

5日21時は、晴れですが

気温は16.5度で、北よりの風が3メートルの予想。

風速が1メートル強まると、体感温度が1度下がると言われていますので、

体感的には、15度を下回る気温となりそうです。

しっかり暖かくして楽しんで下さい。

台風20号の雲は 5日は 海上が中心

一方で、南の海上には、台風20号があるので、心配という方もいらっしゃるのでは。

台風20号は、4日12時の段階では「大型」で「非常に強い」台風ですが、

今後は、北上するにつれて、海水の温度が低い所を進むので、発達することはない見込みです。

進路は、5日にかけて日本に近付いてきますが、

5日の段階では、台風の雲は海上が中心になりそうです。

その後、6日から7日にかけて、関東の南から日本の東へ進む予想です。

今のところ、本州に接近する可能性は低いですが、

本州でも海はウネリをともなって、波が高くなるでしょう。

小笠原諸島では5日から6日にかけて、

伊豆諸島では6日から7日にかけて、荒れた天気に注意が必要です。

台風20号の予想進路図

(2014年11月4日 15時27分)

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望月 圭子

気象予報士

福島県会津生まれ。

東京での大学生活を経て、テレビ山梨のアナウンサーに。

ニュースや中継、県政番組、音楽番組、グルメコーナーなど、幅広く経験しました。

フリーに転身後、大好きな気象を学び、気象予報士の資格を取得。

『OAに強い気象予報士』として

テレビ山梨「ニュースの星」気象キャスターや

NHKラジオ「ジャーナル」気象キャスターを務め、

フジテレビで気象の解説をしたり、

文化放送やニッポン放送、JFNなどでも、天気を伝えてきました。

現在は、テレビやラジオの天気原稿を書いたり、

新聞の天気概況も担当しています。

「どう伝えるか」ではなく

「あなたに、どう伝わるか」を大切にしながら

日々の天気を伝えている私が、

『あなたのお抱え気象予報士』になれれば、幸いです。