都心もついに花粉シーズンスタート
東京都によると、都内でスギ花粉の飛散開始が確認されました。飛散開始日(※)は2月14日(水)です。過去10年平均(2月16日)より2日早く、昨年(2月11日)より3日遅い飛散開始です。都心周辺でもいよいよスギ花粉のシーズンがスタートしました。
※飛散開始日とは、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を原則として2日以上連続して観測した場合の最初の日。
Advertisement
日本気象協会の予測では、今週は東日本や西日本で日によって気温差があるものの、平年並みか高くなる日もあるため、まだ飛散開始となっていない西日本や東日本の地点でも、花粉の飛散が始まるところがあるでしょう。2月下旬から3月にかけては東日本や西日本では平年並みか高くなる予想のため、北陸でも飛散開始となる見込みです。
どのくらい飛ぶ?
2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。東北から中国、四国地方にかけて、前シーズン比で「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要です。一方、例年比でみると、東北と東海地方ではやや多く、特に青森県では現地調査の結果から、青森市内で雄花の着花量が多いこともあり、「非常に多い」予想としています。関東甲信、近畿、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込みです。
【関連リンク】
日直主任
臨機応変に日直予報士記事をアップします!
「日直予報士」は、日本気象協会所属の気象予報士が交代で全国の天気を解説します。
日々の天気、季節の話題など皆さんの生活に密着した気象情報もお届けしています★