台風17号「メーギー」発生 発達しながら沖縄の南へ

台風17号のアジア名は「メーギー(Megi)」、韓国が用意した名前で「なまず」を意味します。

23日午前9時、マリアナ諸島で台風17号「メーギー」が発生しました。今後、台風17号は発達しながら西よりに進み、フィリピンの東の海上から沖縄の南へ進む予想です。

台風17号 名前は「メーギー」

23日午前9時に台風17号が発生しました。台風17号のアジア名は「メーギー(Megi)」、韓国が用意した名前で「なまず」を意味します。

台風17号の現在の中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は毎秒18メートルで、毎時25kmで西北西に進んでいます。今後、発達しながら西よりに進み、フィリピンの東の海上から沖縄の南へ進む見込みです。今後の情報にご注意ください。

台風のアジア名とは

台風には、かつて「ジェーンやキャスリン」などアメリカ(USA)が独自の英語名(人名)を命名していました。

その後、北西太平洋や南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織「台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、2000(平成12)年から、台風にはこの領域内で用いるアジア名(加盟国などが提案した名前・固有名詞)を付けることになりました。14の国と地域がそれぞれ10通り用意しましたので、アジア名は140あります。

その最初になったのは、平成12年台風第1号です。カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」という名前、これが最初のアジア名になりました。以降は、台風が発生した順に140の名前を順に用いて、尽きると再び「ダムレイ」に戻るルールです。

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