【台風5号】関東への影響は? 6月10日には大東島に接近

今後の気象情報にご注意ください。
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大型の台風5号は、9日(土)正午現在、沖縄の南を北上中。あす10日(日)には暴風域を伴いながら、大東島地方に最も接近する見込み。うねりを伴った高波や強風に注意・警戒してください。関東地方でも10日(日)から11日(月)にかけて大雨となるおそれがあります。今後の気象情報にご注意ください。

大型台風5号 沖縄の南を北上中

大型の台風5号は、9日(土)正午現在、沖縄の南を北東に進んでいます。10日(日)には暴風域を伴いながら、大東島地方に最も接近し、明け方から暴風となるでしょう。大東島地方で10日(日)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は23メートル(35メートル)、10日(日)にかけて予想される波の高さは7メートルです。波はうねりを伴って高くなりますので、高波に警戒が必要です。また風も非常に強くなりますので、強風にもご注意ください。

関東地方への影響は?

関東地方への影響は? 台風5号はあさって11日(月)午前9時には日本の南に進み、12日(火)には日本の東へ進む見込みです。それに伴って、梅雨前線が本州付近まで北上するでしょう。前線に向かって台風の周辺から暖かく湿った空気が次々と流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。東日本や東北の太平洋側では大雨で荒れた天気となるおそれがあります。関東地方でも特に10日(日)から11日(月)にかけて影響を受けそうです。10日(日)は午前中から雨の降る所があるでしょう。午後は次第に雨の範囲が広がり、局地的に雨脚が強まったり、風が強まったりする見込みです。お出かけされる方は早めの帰宅を心がけた方が良いでしょう。また11日(月)の通勤・通学の時間帯には沿岸部を中心に雨や風が強まることも予想され、交通機関に影響が出ることもありそうです。今後の気象情報にご注意ください。

(2018年06月09日13:16)

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日本気象協会 本社気象予報士/熱中症予防指導員

小野 聡子

春になると、一面ピンク色!桃畑に囲まれて育ちました。福島県伊達市(旧伊達町)の出身です。ひろい空がある福島。青空も、夜空もとてもきれい。小さい頃から桃畑の間をお散歩しながら空を見上げるのが好きでした。

大学時代から気象予報士の勉強を始めたものの、合格までは程遠~い道のり。大学を卒業後は、はとバスでバスガイドとして、関東近郊(都内、横浜、鎌倉、山梨など)の観光案内をしていました。その後、NHK福島放送局では地域情報番組のキャスターとリポーターを務め、県内各地を飛び回っていました。

2006年気象予報士取得。第一子を出産後に、猛勉強の末合格。2016年から日本気象協会で、新聞やテレビ、ラジオなどの天気原稿作成やラジオ出演などしています。

<現在の出演番組>文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ! 」「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI! 」 goo天気予報

★趣味は落語。社会人落語家として高座に上がっています。(高座名:鹿鳴家おそら)語りや朗読、読み聞かせの活動も。

家では12歳、9歳、6歳の2男1女の母。毎朝子供たちと、天気と気温をチェックするのが日課です。

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