センター試験、天気は荒れる可能性 太平洋側も雪の予想

大学入試センター試験など大きなイベントを控えている方には気になる予報です。

来週末は西日本の太平洋側でも雪が降るかもしれません。「10日間天気」を見ると、来週末は所々で雪マーク。大学入試センター試験など大きなイベントを控えている方には気になる予報です。

雲の様子を見ると、北海道の北、カムチャツカ半島のあたりにグルグルと渦を巻く雲があります。

この雲の上空には動きの遅い寒冷渦と呼ばれるものがあって、来週にかけて日本付近に次々と気圧の谷を送り込む見込みです。

気圧の谷が通過する度に、日本付近にはジワジワと寒気が流れ込んで、次の土日、ちょうど大学入試センター試験の辺りには松江でも氷点下30度以下の「この冬一番の強さ」の寒気が流れ込みそうです。

tenki.jpの「10日間天気」を見ると、17日日曜日には太平洋側の仙台や名古屋、広島、高知も雪マーク。試験当日は交通機関に影響が出ることが考えられます。

また、ここにはありませんが、今まであまり雪の降っていない鳥取や松江は木曜日ごろからは平地でも雨ではなく雪が降り、大学入試センター試験の朝は足元に注意が必要になりそうです。

先のことなので、予報は変わる可能性があります。最新の情報をtenki.jpでこまめに確認してください。

そして受験生の皆さん。寒さが続くうえに、太平洋側では空気が乾きがちです。風邪など引かずに当日を迎えられるよう、体調管理に気をつけてくださいね。

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深水 瑶子

気象予報士 防災士

瀬戸内生まれ。

パンを作りながら、天気の移り変わりを感じること、しばしば。あなたの「知りたい」にこたえられるような記事作りを心掛けます。

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