卒業旅行は賢いプランニングが重要? 国内旅行より安い海外リゾートへ体験レポート(前編)

卒業間近の学生の定番行事といえば、「卒業旅行」。年も明けて、旅行会社の店頭にもアジアやヨーロッパ、ハワイなどの卒業旅行のパンフレットが多く並び始めている。

卒業間近の学生の定番行事といえば、「卒業旅行」。年も明けて、旅行会社の店頭にもアジアやヨーロッパ、ハワイなどの卒業旅行のパンフレットが多く並び始めている。

だが、ちょっと待って欲しい。就職前最後の長期休暇なので、少しでも節約して希望の目的地に行きたいところ。実際は、ツアーだとかなり割高で、自由行動が少ないというパターンもよくある話だ。最近では、格安航空会社(LCC)の路線網が急速に拡大し、東南アジアへもかなり安く行けるようになり、自由にフライトとホテルを組み合わせて旅行するというのも一般的になった。

エクスペディアジャパンが発表した、「観光コスパ対決」の調査結果では、日本国内の4分の1の価格で、ベトナムで5つ星ホテルの滞在、グルメやマッサージの体験ができるとしている。一方で、物価が高いシンガポールでは、マッサージやホテル宿泊費が高く、日本とあまり変わりがないという結果に。なので、長期旅行や抑えた予算で贅沢を楽しみたければ、思い切って東南アジアまで足を伸ばすというのも賢い選択なのだ。

例えば、シンガポールに行きたいという場合、早朝に到着して夕方や夜のフライトで目的地に向かうというのも賢い手。同じ航空会社やアライアンス間の乗り継ぎでは大きな荷物を預けたままでも大丈夫だし、チャンギ国際空港の預け入れカウンターでは、大きな荷物でも時間制で安価に預かってくれる。

実は、シンガポールは物価が高い割には、ホーカーズなどでの食事は安く、数人での移動ならMRTよりもタクシーのほうが楽で値段も日本の約3分の1。一方で、宿泊費は比較的高めなので、効率よく観光をして次の都市に向かうという手は、節約旅行者として覚えておくと良いだろう。

今回は、卒業旅行でも人気が急上昇しているタイのプーケットに、携帯電話会社のCMで人気が急上昇しているシンガポールを経由して行ってきたので、レポートする。

エクスペディアの特徴は、航空券とホテルを組み合わせた「ダイナミックパッケージ」がより簡単に予約できるという点。世界36万5,000軒のホテルと400社以上のフライトを自由に組み合わせることができるほか、同時予約で適用される 「旅セット割」で、最大10万円が割り引きになるという点も他にはない特徴だ。

また、一度検索をすると、「スクラッチパッド」に検索内容が自動保存され、ブラウザを閉じてしまってもまた再度検索からやり直すことなく予約に進むことが出来る点も嬉しい機能。

予約内容は、エクスペディアのモバイルやタブレットのアプリ「エクスペディア旅行予約」からも確認することができる。フライトの遅延や欠航、ゲート番号、ターミナルなどの情報が逐一更新されるので、航空会社のホームページなどから確認する必要なく簡単に確認できるのもうれしい。

また、アプリでは航空会社やホテルの公式サイトから予約内容が閲覧できる予約番号も確認できる。筆者の場合は、IHGの公式アプリからも予約状況を確認することができた。チェックイン時に自動チェックイン機で予約番号を入力する際にも、旅程表などを探す手間が省けるので、なくしてしまったということもない。

今回搭乗したのは、ジェットスター・アジアのシンガポール〜プーケット線。日本発着でない外国発着のフライトも予約ができるのも、エクスペディアの良いところ。

アプリに表示された予約番号を入力して自動チェックイン機でスムーズにチェックインし、飛行機は定刻に出発する飛行機に乗り込んだ。乾季で観光シーズンのプーケットには、欧米から多くの観光客が訪れるシーズンなので、多くの家族連れが乗り込んでいる。

入国に1時間以上かかる長蛇の列で、ぐったりしている筆者を迎えてくれたのは、眩しく照りつける太陽。リゾート気分の観光客らとともに、空港出口付近にカウンターがあり、明朗会計の乗り合いタクシーでホテルに向かう。

今回宿泊したのは、ホリディイン・エクスプレス プーケットパトンビーチセントラル。

パトンビーチに近く、さらにショッピングセンターや繁華街にも近いことからチョイス。ちょっと外れにあるホテルにしてしまうと、移動するのが億劫になったり、市街に出るのに費用がかかったりとコスパが悪い。立地や移動手段はよく考えたほうがいいだろう。

筆者が滞在した2日目は風が強くて波が高かったものの、ホテルにプールがあれば問題ナシ。ちょっと動くのが面倒でも、リゾート気分を満喫できる。

プーケットといえば、海というイメージがあるかもしれないが、マッサージやエステ、ネイルサロンといったものも比較的割安に体験することができる。しかも、女性だけではなく男性用メニューも多く取り揃えているというのもグループやカップルには嬉しいところ。

ショッピングセンターのジャンクセイロンには、写真の「TAKASHI TOKYO」というフェイシャルマッサージサロンの他にも数店舗のマッサージ店やネイルサロンもある。ネイルサロンでジェルネイル中の白人男性に話を聞いたところ、欧米では男性も一般的に爪の手入れをするのだそう。フェイシャルマッサージ、ネイルともに約30分から1時間で1,000円程度なので、学生にも手が届く価格というのもうれしい。ちなみに筆者の爪もかつてないほどに輝いている。

その他のアクティビティは、ホテルのツアーデスクなどで申し込むか、海外現地オプショナルツアー予約専門サイトのVELTRA、日通ペリカントラベルネットなどで申し込むのが安心。街中にある旅行会社やタクシー運転手などとの交渉より、万一の際に安心できるのがポイント。いろいろなパンフレットの見比べができるだけではなく、ホテルに日本人スタッフがいれば、手助けしてもらえる点も心強い。

プーケットでは、象の乗る体験のほか、ピピ島観光などが人気のアクティビティ。

ピピ島は船に乗れば自力で行けるものの、ツアーの場合は専用のボートで行くことも多く、滞在時間が長く取れるので、ツアーが必ずしも割高というわけではない。下調べをよくした上で、日程と相談するといいだろう。プーケットと同じクラスのホテルに宿泊しようとすると、ちょっと割高になってしまうことも。(後編に続く)

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