スカイマーク西久保社長「クラスJはライバル」、ミニスカには「話題になり過ぎた」

スカイマークが6月14日より、東京/羽田〜福岡線に導入した、全席にゆったりとした『グリーンシート』を配置した、エアバスA330型機初便機内で、西久保愼一代表取締役兼CEOへ単独インタビューを行った。

スカイマークが6月14日より、東京/羽田〜福岡線に導入した、全席にゆったりとした『グリーンシート』を配置した、エアバスA330型機初便機内で、西久保愼一代表取締役兼CEOへ単独インタビューを行った。

西久保社長は、日本航空(JAL)が先行して東京/羽田〜福岡線に投入した、全席を本革にした『JAL SKY NEXT』はライバルになるかとの質問に対し、「(JALの)『クラスJ』に相当するシートですので、そういったお客さんではライバルになるかもしれません。」とした上で、一度乗っていただければ良さが分かると自信を示した。

『グリーンシート』は清掃の効率性を上げるために革製にシフトする航空会社が多い中、あえてフィット感が良い布製を採用。全席に電源が設置されており、機内Wi-Fiサービスも始める計画。

エアバスA330型機の就航で余剰が出る、ボーイング737型機はチャーター便として活用する方針で、すでに大手旅行会社を中心に営業を行っており、すでに売れていると明らかにした。

また、エアバスA330型機を、冬の沖縄などの閑散期に国際線チャーター便として使用する計画も明らかにし、具体的にはまだ決まっていないと前置きした上で、「アラスカにオーロラを見に行くか、バリに行くか、そのあたりになるのではないか。」と話した。

さらに、各路線にエアバスA330型機を導入後、半年間着用するミニスカのキャンペーン制服については、「ちょっと昔の雰囲気を思い出して欲しいと思って、空間の演出として用意した。」といい、話題を作るという面では「成功し過ぎた。」と苦笑いを浮かべた。

スカイマークは、東京/羽田〜札幌/千歳線に今夏から、東京/羽田〜沖縄/那覇線に今冬からそれぞれエアバスA330型機を投入する計画。

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