今年こそ行きたい! 「ヨーロッパ伝統のクリスマス・マーケット10選」

温かいグリューワイン、焼き菓子の甘い香り、ライトアップされた大聖堂。寒い冬の夜も、クリスマス・マーケットに行けば心も身体もあたたまること間違いなし!世界最大のホテル検索サイト、トリバゴは、本場のクリスマスが体験できる「ヨーロッパ伝統のクリスマス・マーケット 10 選」をまとめました。

ザルツブルグ クリスマス・マーケット(©www.christkindlmarkt.co.at)

【ドイツ・ドュッセルドルフ】

温かいグリューワイン、焼き菓子の甘い香り、ライトアップされた大聖堂。寒い冬の夜も、クリスマス・マーケットに行けば心も身体もあたたまること間違いなし!世界最大のホテル検索サイト、トリバゴは、本場のクリスマスが体験できる「ヨーロッパ伝統のクリスマス・マーケット 10 選」 をまとめました。

1.ポーランド、ヴロツワフ (開催期間: 11/22~12/22)

古くから交易・金融業で知られるヴロツワフの町 では、毎年この時期になるとシフィドニツカ通りから旧市街へかけて、伝統のお菓子やオーナメンツはもちろん、手作り石鹸や皮・ウール製品を扱うお店など、様々な屋台が軒を連ねます。ここでしか味わうことのできないオスチペク(羊のミルクから作られたスモークチーズ)や、ハンガリーやリトアニアといった近隣諸国の郷土料理を楽しむこともできます。冷えた身体を温めるにはグジャニエ ッツと呼ばれるホットワインがおすすめです。

2.ベルギー、ルーヴェン (開催期間: 12/13~12/31)

ベルギーの首都、ブリュッセルから列車で20 分ほどに位置するルーヴェンは学生で活気ある街です。旧市街の中心に位置するラデウズ広場と、ヘ ルベルト・ホーフェルト広場には約140もの屋台が立ち並び、毎年10 日間で約50万人の人が訪れます。伝統的な木製のクリスマス雑貨や、ベルギー西部を代表するスペキュロスと呼ばれるお菓子 など、ベルギーのクリスマスを満喫することができます。ビール好きには、すぐ側にあるアルトワ醸造所のクリスマス限定ツアーも見逃せません。

3.オーストリア、ザルツブルグ (開催期間: 11/21~12/26)

モーツァルトゆかりの地、ザルツブルグのクリスマス・マーケットは煌びやかなライトアップと美しい音楽が訪れる人を魅了します。この街を象徴する大聖堂前のドーム広場と、隣接するレジデンツ広場にまたがるようにして、伝統工芸品や焼き菓子など様々な出店が並びます。さらに、ブラスバンドの演奏やクリスマスキャロルのアンサンブルが会場に華を添えます。鮮やかなイルミネーションに彩られ、甘い焼き菓子の香りに包まれたマーケットをグリューワイン片手に楽しんでみませんか?

4.スウェーデン、イェーテボリ (開催期間: 11/15~12/29)

スウェーデン西部のイェーテボリにあるリセベリという北欧最大のテーマパークは、この時期になると華やかなクリスマス・マーケットに変貌を遂げます。会場では、本物のトナカイがソリを引いて 歩く姿や、焚き火など本場クリスマスならではの風景を目にすることができます。芸術品や工芸品を集めたコーナーには、お土産にぴったりのアイ テムが揃っています。ポリカグリースと呼ばれる縞模様のキャンディーや、魚の燻製といったスウェーデン名物も味わうことができます。

5.オーストリア、ウィーン (開催期間: 11/16~12/23)

1294 年から続くウィーン市庁舎前の伝統的なクリスマ スマーケットは、その鮮やかなライトアップやおとぎ話のような雰囲気から「アドヴェントの魔法」と呼ばれています。このマーケットの楽しみの一つは、1 から24の数字がふられた市庁舎の窓で、12 月1日からクリスマスイブまで毎日1つずつ開き、カウントダウンが行われます。また、市庁舎内では子供を対象にしたクッキーやキャンドル作りの体験教室や、無料のコン サートが開催されるなど、子供から大人までが一緒に楽しめる企画が数多く用意されています。

6.ドイツ、ニュルンベルグ (開催期間: 11/29~12/24)

ドイツ、ニュルンベルグの「クリストキントレス・マルクト」は世界一有名なクリスマスマーケ ットと言われ、毎年200 万人以上の観光客が訪れ ます。シンボル的存在でもあるクリストキントは2年に1 度、地元の女の子の中から選ばれ、白と金色の華やかな衣装を身にまとい様々な場に登場します。ところ狭しと並ぶ屋台も世界最大級。名物のニュルンベルガーソーセージはお忘れなく。 職人の街で造られたクリストキントの置物や、幸運のシンボルと言われるプラム人形も必見です。

7.オランダ、マーストリヒト (開催期間: 11/30~12/30)

「マジカル・マーストリヒト」と呼ばれるこのクリスマス・マーケットは、ドイツとベルギーの国境にもほどちかいオランダ、マーストリヒトの中心 部、フライトホフ広場で行われます。煌びやかに彩られた敷地には、マーケットともにスケートリンクや巨大な観覧車が出現。高さ60メートルの観覧車からは、光に包まれたマーストリヒトの街をパノラマで眺めることができ、ロマンチックな夜を演出します。また、オランダ名物のポッフェルチェスやクロケットを食べずには帰れません。

8.ドイツ、ハンブルク (開催期間: 11/25~12/23)

ドイツ第2の都市、ハンブルクでは数多くのマ ーケットが開かれます。中でも、市庁舎前のマルクトが最大で、商業性よりもアート性を重視しているのが特徴です。南チロル地方の手工芸品を始め、数多くの芸術品が並びます。毎週日曜にはクリスマス・パレードが開催され、トナカイや妖精などに仮装した人々が市内を練り歩きます。マルクトの後は、この時期に行われる有名オペラや、クラシックコンサートの特別公演を楽しむのも良いかもしれません。

9.フランス、ストラスブール (開催期間: 11/29~12/31)

クリスマスツリー発祥の地として知られるフラン ス、アルザス地方のマルシェ・ド・ノエルは 1570年から続くフランス最古のクリスマス・マーケットです。カテドラル広場を中心に街の数箇所にアルザ ス地方特有の木組みの出店が建ち並び、伝統的な工芸品やオーナメント、アルザスワイン、ブレデレと呼ばれるアルザス地方特産のビスケットを楽しむことができます。クレベール広場に飾られた、本物のもみの木にデコレーションがされた巨大クリスマスツリーも要チェックです。

10.イタリア、メラーノ (開催期間: 11/29~1/6)

標高3000メートル級の山々に囲まれた北イタリアのメラーノは、夏は避暑地として、冬は温泉保養地として人気のリゾートです。この時期になると、町の中心を流れるパッシリオ川沿いにはいくつもの屋台が並び、まるで絵に描いたようなクリスマスの風景を目にすることができます。カトリ ック教徒が多いイタリアでは、クリスマスは1年で最も重要な日。派手すぎず、どこか温かみのあるこのマーケットで、本場のクリスマスを体験して見てはいかがですか?

ポーランド、ヴロツワフ

ヨーロッパ伝統のクリスマス・マーケット10選

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