6日(木)3時8分頃、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生しました。この地震で安平町で震度6強を観測しています。
現在の震度基準になってから、北海道で震度6強を観測するのは初めてのこと。道内内陸でM6.5以上の地震が発生したのは、2013年2月2日十勝地方南部のM6.5以来になります。
また、新千歳で震度6弱は開業以来一番の揺れと見られます。
気象庁の推計震度分布では、震源の北西側で震度7と推定されるエリアがあり、観測点のない所ではさらに強く揺れた可能性もあります。
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今回の震源は「石狩低地東縁断層帯」の東側に当たります。
地震のメカニズムは逆断層型で、断層帯と調和が取れている一方、断層帯の方向が北西-南東方向なのに対し、今回の地震の余震分布が北-南方向と少しズレが見られるため、どの程度の関連性があるかははっきりしません。
余震活動が活発で、7時までに震度4が2回、震度3が8回発生しています。
今後も震源近くでは震度6弱以上の余震が発生する恐れがあるため、すでに被害や影響が出ている所では特に警戒が必要です。
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