関東や東海・近畿で夜にかけて強雨のおそれ 大気の状態が不安定

一部地域では、土砂災害に注意が必要です。

日本列島に接近する前線や低気圧の影響で、広範囲で雨が降り始めています。また、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となって、雨雲が発達して局地的に激しい雨が降っているところがあります。

◆雨雲の様子

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昼頃〜夜にかけ、強い雨に注意

九州から東海、北陸にかけてのエリアと北海道の南西部では、既に雨が降り始めています。雨雲はさらに東へ広がり、午後には関東甲信や北海道の道北エリアで降り出します。東北や北海道の道東エリアも、午後は雨の降る所が多くなるため、傘が活躍します。一時的に雨が強く降ったり雷を伴ったりするおそれもあります。

雨のピークは、九州北部や中国エリアで昼過ぎ頃、九州南部や四国エリアで夕方、近畿は昼から夕方にかけて、東海は夕方から夜にかけて、関東南部は夜となりそうです。

特に近畿や東海、関東南部は、1時間に50mmという激しい雨のおそれがあり、道路の冠水や川の増水にご注意ください。近畿南部や東海、長野県南部の山沿いは、多い所で総雨量100mmを超える大雨となるおそれもありますし、昨日、震度5弱の地震を観測した長野県の北部は、地盤が緩んでいるおそれがありますので、土砂災害に注意が必要です。

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(2018年5月13日 ウェザーニュース「関東や東海・近畿で強雨のおそれ 大気の状態が不安定」より転載)

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