大阪北部で震度6弱、大阪府内で17万軒停電(被害状況)

高速道路通行止め多数発生

2018/06/18 09:21 ウェザーニュース

6月18日(月)7時58分頃、 大阪府で最大震度6弱を観測する地震がありました。

震源地:大阪府北部

マグニチュード:5.9

震源の深さ:約10km

この地震による津波の心配はありません。

この地震によって、大阪府内を中心に停電が発生しているところが多数あります。

8時30分現在では、大阪府内では17万軒、兵庫県内でも約690軒停電中。

室内でもスリッパや靴を履いて行動

揺れが大きかった、大阪府や京都府を中心に、室内の物が倒れたり、散乱するなどの被害報告が多数寄せられています。

このあとも震度5弱など、大きい揺れを伴う余震の心配があります。

室内でも、食器やガラスの破片などで、ケガをする恐れがあります。くつやスリッパなどを室内でも、履いて行動をしてください。

高速道路でも、阪神高速道路など、大阪府内を中心に多くの道路が通行止めとなっています。

また、一般道でも、混雑や路面状況が悪くなっていたり、停電で信号機が点灯していないところがあります。

これから車を運転される際は、安全に十分に注意してください。

東海道・山陽新幹線も8時30分現在、運転を見合わせている状況です。

8時30分時点では、運転再開の目安はたっておりません。

在来線についても、運転見合わせや大幅な遅延など、大きな影響が出ています。

その他、私鉄の各路線や地下鉄などでも、運転見合わせが相次いでいます。

運転再開などの詳細な情報は、各鉄道会社のホームページなどをご確認ください。

今回の地震は揺れが大きかった大阪府北部を中心に、塀が崩れているという報告も届いております。

外出をの際には、家の塀の近くなどには近づかず、歩道の真ん中寄りを歩くなど、周りの状況を確認しながら、安全に注意してください。

近畿地方では早朝まで雨が降っていました。

現在は雨が止んでいるところがほとんどですが、地震によって地盤が緩んでいるおそれがあります。

また、このあと余震が発生することも考えられるので、崖や急な斜面などには、近づかないようにしてください。

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