大阪地震、土砂災害の危険性が高まる がけ崩れ、地すべりの前兆とは?

急な斜面には近づかないようにしてください。

今日19日(火)の大阪周辺は梅雨前線の北上に伴い、次第に雨が降り出します。

すでに紀伊半島では雨が降り出し、午後は大阪を始めとする近畿の広い範囲で本降りの雨になりそうです。

さらに明日20日(水)になると活発な雨雲が通過し、1時間に30mm/h前後の強い雨の恐れがあります。地震の揺れが大きかったエリアでは普段よりも地盤が緩んでおり、土砂災害の危険性が増していますので、急な斜面には近づかないようにしてください。

がけ崩れのポイント

がけ崩れとは、地中に染み込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響により急激に斜面が崩れ落ちること。

【前兆】

・がけにひび割れ

・湧き水が出る/止まる

・地鳴り、小石が落下

地すべりのポイント

地すべりとは、粘土層など滑りやすい地層を境に、地面がそっくり動くこと。大雨によって地下水が増加すると摩擦が減って地面が動き出します。

【前兆】

・地鳴り/家なり/山鳴り

・地面にひび割れ

・亀裂や段差の発生/拡大

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