台風12号が豪雨被害エリアを直撃、新たな被害に厳重警戒

少ない雨でも大きな被害につながる恐れがあります。

強い勢力の台風12号は予想進路が南寄りに変化。予報円の中心を通った場合は、紀伊半島から瀬戸内海方面に進む見込みです。

「平成30年7月豪雨」で特に被害が大きかった岡山県から広島県がちょうど進路にあたり、影響が大きくなります。

28日(土)の夜から29日(日)早朝にかけて近畿地方を通過し、29日(日)朝に岡山県、昼前後に広島県に最も近づくと見られます。

台風周辺の活発な雨雲が通過するため、1時間に30~50mmの激しい雨が降り、総雨量は100mmを超える恐れがあります。

すでに被害が出たエリアは崩れやすい部分が残っていたり、河川の復旧が十分に進んでいないため、少ない雨でも大きな被害につながる恐れがあります。避難をする場合は28日(土)の明るいうちに済ませるようにしてください。

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