台風21号、猛烈な勢力で北上し日本列島に上陸のおそれ

今年発生した台風の中では、3号、8号に並び、最も強いクラスの台風となっています。

9月1日(土)6時現在、猛烈な勢力の台風21号(チェービー)は、沖ノ鳥島の東を西北西に進んでいます。

▼台風21号 1日(土) 6時現在

存在地域 フィリピンの東

大きさ階級 //

強さ階級 猛烈な

移動 西北西 25 km/h

中心気圧 915 hPa

最大風速 55 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 75 m/s

台風は今日9月1日(土)頃が発達のピークとなる見込みで、中心気圧が915hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速は75m/sに達しています。

今年発生した台風の中では、3号(ジェラワット)、8号(マリア)に並び、最も強いクラスの台風となっています。

衛星画像では中心付近に小さく引き締まった「台風の眼」が見えています。一般的に台風の眼が小さくはっきりしている場合ほど台風の勢力が強いといわれます。

台風21号は北緯10度台後半の海域を西進し続けていましたが、今後は徐々に北上に転じ、週明けには日本列島に向かう予想です。4日(火)から5日(水)にかけて、日本列島へかなり接近し、上陸するおそれがあります。

まだとりうる進路に幅があるものの、国内に影響を与える可能性が非常に高くなっています。最新の情報を確認し、早めの台風対策を心がけてください。

また、今回の台風は接近とともに速度を上げる予想となってるため、進路の右側(東側)でかなり風が強まることが予想されます。進路から離れていても油断は出来ません。

台風21号の名前「チェービー(Jebi)」は、韓国が提案した名称で、つばめ(燕)のことをさしています。

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

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